はんだんみくじ、再び。
お盆は、両親が大阪にお参りに行くのが恒例行事で、京都にやってきました。
ユロ君ももちろん一緒にね!
まずは大阪の四天王寺におまいりに出かけました。見慣れた光景じゃ。
お盆の四天王寺の境内はがんがんに熱したフライパンみたい。体が焼けてなくなりそうになる。。
昼間に行く私らが悪いんだけど、あの灼熱の太陽に殺気を感じてしまうわぁ。。
四天王寺で父と別れ、、母と2人で大和路快速で奈良へ。東大寺二月堂に行きたかったんです。
その前に奈良国立博物館に立ち寄る。
奈良博では、「国宝 子島曼荼羅」の特別陳列と、「探検!仏さまの文様」という展示をやっていました。ラッキー!http://www.narahaku.go.jp/exhib/2006toku/kojima_mandara/kojima_mandara-1.htm
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2006toku/tanken/tanken-1.htm
どちらも、私の心をときめかせる~。。しかも、入場料130円とは!!やすっ!
4メートル近くある紺綾地金銀泥画の子島曼荼羅の原本と復原模写本が、隣同士でどっカーンと並んでいて、目がまんまるくなりました!テンションが上がる。。
そして、「仏さまの文様」は、仏像、仏具、経典を展示し、様々な文様の紹介をされていました。
こじんまりした展示ではあったけど、私の胸のつっかえはとうとう取り除かれた!
頭の中の鐘が、キンコンカンコン、キンコンカンコン鳴り続けた。
「そうかっ!!」
私の作るジュエリーは、唐草や蓮、幾何学的な文様など、仏教によく出てくる文様がたくさん出てくる。
子供の頃から信仰心は普通にあったと思う。でも、仏教を意識して作り始めた訳ではなく、自然とそんな風になっていた。
ずっと、「なんでだろう?!」と思いながら作り続けた。
彫金を始めて10年が経過した今、自分が何をしたかったのか、
ほんの少し明らかになった気がする。
カフェで一服して、東大寺二月堂へ向かう。
炎天下のお参りではあったけど、足取りは軽い。
トントントンッ!と石段を登り、二月堂に到着。
ここに来ると、心が引き締まる。今、一番好きなお寺。
お参りをしてから、恒例の判断みくじ。
5月に引いたときは凶。そして6月は小吉。内容も思い当たるところが多くてねぇ~。。
今回どうでしょう???
大吉ですっ!売り場のおじさんに、母が今までの経緯(凶から小吉そして大吉…)を語り始める。。(苦笑)
おじさん、「一回りしたんやね~。」
内容は漢詩で説明されているです。
七宝浮図塔 高峯頂上安 衆人皆仰望 莫作等閑看
このみくじにあふ人は威勢がよい人。とのこと。天道信じ、月待ち日待ち庚申待ちなどせば、いよいよ良し!道具は金物が良し!いいねぇ~。
でも最後に、油断するとかえってわざわひあるべし。 YES!
母と、飽きるほどおみくじを読み返しで盛り上がり、舞い上がる。
油断するべからず。。
なぜかオスばっかりだった。。
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