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紙・紙・紙。

今日の京都、ホントに気持ちよいお天気に恵まれ、洗濯日和でした。。
久々に京都へ買い物に出かけてきました。

『観音経』のお軸に使う紙を探しに、寺町にある紙専門店、紙司・柿本さんにいきました。
http://www.joho-kyoto.or.jp/~teramuch/index.html

棚に、いろんな和紙がずら~っと陳列されてるから、
無知な私にとってはちんぷんかんぷん。。
でも、こちらの店員さんは、いつきても親切対応なので安心です!
ちっこーい紙切れを持っていって「この紙、探してください!」と頼んでも、産地を捜索してくれるんです。

今日、私が選んだのは、京都の綾部で作られている「黒谷の手すき和紙」。
京都府のサイトを見ると、「平家の落武者が子孫へ残す仕事として細々と始めたものと伝えられている」とのこと!http://www.pref.kyoto.jp/senshoku/kurotani.html
史上最強の装飾経「平家納経」を追いかけてる私にぴったりだわ。。感動。。(!?)
まだ何も手が施されてない、無垢の手漉き和紙を手に取ると、
心がワクワク、ゾクゾクする。。私って。。。????


柿本さんを後にし、寺町にあるギャラリーのテラさんに。
http://www.teramachi-art.jp/shop/shop-/gallery-terra/index.html
またまた、紙を買いに。こちらの紙は、竹の手漉き紙。素朴な風合いなのです。
これまた素敵。。
しかし、、、たまたまギャラリーでライブが始まってたので、買い物できず。。残念ね。


でもでも、京都にはこういったお店が沢山あるので、ありがたいです。。
鳩居堂にいってみたらhttp://www.kyukyodo.co.jp/
Wasiかわいらしい和紙の便箋と、シンプル和紙封筒発見。

シンプル封筒には、蓮の自作消しゴムスタンプで、装飾したいな。



最後は、ジュンク堂をぷらぷら。
Shimurafukumi染色家・志村ふくみさんのエッセイ集『語りかける花』を見つける。
私は、布を染める機会はないけど、和紙を天然染料で染めることに興味を持ってるから、天然染料について知りたいんだ。

本やテレビで拝見する志村さんの言葉は、私の中に自然とすんなり入ってくる。
志村さんのお話は、染色の世界はもちろんのこと、
お寺のこと、西洋的なこと多岐に渡る。驚くほどの守備範囲!

すてき。当たり前か?
 
一つのことを極めようと思っても、
いろんな目を持たないと、追いかけてることが窮屈なものになるのかな。
いろんなものを見て、感じて、経験して、柔軟な目を持ちたいなぁ。。

今日は、最初から最後まで、紙に関わった日だったなぁ。

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