蘇芳染めの続き
先日、蘇芳でピンク色に染めた和紙に、絵や写経の界線を入れて、軸装にしました。http://hanahulot.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_e31f.html表紙の絵は、お寺のお堂を飾る荘厳具の一つ、華鬘(けまん)です。
元々、華鬘は生花を使った花輪で、尊い人にささげるものだっただったそうです。
だんだん変化して、金属や皮などで作られるようになり、お寺の荘厳具として使われるようになったそうです。
以前、タイを旅した時、マリーゴールドの花輪を売られているのを見かけた。
そういえば、仏像やお坊さんの首に花輪がかけられてたなぁ。
あの花輪が、華鬘の原型なんだねぇ。 中央には、ここでも登場!マイブームの「翼」です。
つがいのオウムを描きました。
くちばしに花や葡萄をくわえています。
こういった文様を、花喰い鳥や咋鳥文(さくちょうもん)という吉祥文だそうです。尾紙 に迦陵頻伽を描きました。
紙の長さを計算間違いしたらしく、、、尾紙が異様に短い。。。
迦陵頻伽が、かなり窮屈そう。。(苦笑)
墜落しそうにも見えるけど、、、気にしない。気にしない。。
まだ、写経と題箋制作が残っています。。
| 固定リンク
「装飾写経」カテゴリの記事
- 軸装 紺紙金泥『阿弥陀経』(2021.01.09)
- 装飾写経が始まりました!(2018.10.13)
- 9月の不動院仏画教室(2018.09.10)
- 蘇芳染めの続き(2008.06.04)
- 蘇芳染め(2008.05.07)
コメント