未知の場所
喉がなかなか良くなりません。。(涙)
体の中は元気なのに、咳がとまらないので動き辛い。。
なんだかもどかしいですねぇ~。。
今日は仏画に行ってきました。
釈迦如来像、ぼちぼち進んでおります。。
天体が気になり始めてから、うちにも何か関係のあるは本ないかなぁ??と探してみたら、
結構、ありました。。(汗)
北斗七星や二十八宿について書かれている資料や本が!
大学の卒業論文で使った、中国思想の資料の中にも!(汗)
曼荼羅と中国思想のゼミにいましたので。。(大汗)
こんなに資料があっても、その当時は、全く気に留めてなかったのですね。。
2年たった今、それらに目を通すと、
同じ人間が、同じもの読んでるのに、見え方がまるっきり違う。
宝物がたくさん詰まった宝箱の様に見えてくるのが不思議。。
「今となって、やっと読めた!」という気分。。(卒論書いてたときは、どうしてたんだ?笑)
ちょうど最近読んだ、ある方の文章に、こんなことが書かれていました。
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人は「場所」は「場所」だと考えているけど、
今のこの場所と、明日のこの場所は、
同じ場所でも、違う時空。
時間軸の上において、「同じ場所」というのは2つと存在しない。
10年前の貴方に会いたいと思っても、今、誰もその人には会えない。
10年前の知り合いが今の貴方に会う場合、その人にとって今の貴方は、「未知の人」。
それと同様、出発地点から遠く離れて、たとえ、三次元的には
また元の場所に戻ることになったとしても
そこは、時空という観点で見れば、出発した空間からは完全に遠く離れた「未知の世界」。
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時を経て、自分が何かに気づいたり、変化を繰り返し、繰り返し、、、
ある時、違う自分がいることにふと気づく。
その当時の自分から見た今の自分は「未知の人」。
出発地点に戻っているみたいな気になってしまうこともあるけど、
その出発地点でさえ、以前とは違う「未知の場所」なんだね。
あぁ。。まだまだ形になるのは先だけど(もどかしい。。でもなんか楽しい。。)、
作品に出来るといいなぁ~。。
勉強しよう。
そう、思い立った矢先、、、
私はボケまくって、講義の日を間違えてしまい、すっぽかしてしまった。。
そのことを、今日の仏画の帰りに先輩に気づかされる。。(汗)
本も準備して、楽しみにしていただけに、私はショック!!(涙)
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コメント
こんにちは。
お風邪でしょうか? 喉、お大事にしてくださいね。さあ、今こそ、キンカンの砂糖煮ではないでしょうか!!
時空の話、今になって判る卒論資料の話・・・すごく共感いたしました。
私は西洋美術と思想だったのですが。
(必修だったので東洋も微々)
今読み返すと違う意味が見えたりして、驚きます。なかなか、風化しないものなのですね。
過去に暮らした場所場所。
「どうして今ここに、あのひととわたしは、いないのだろう? あの家にはどうして今、違うひとが住んでいるのだろう?」
昔、馴染んでいた場所を通るとき、よく、そんな不思議な感覚に陥ります。ぐるりと世界が廻るような。
自分のことはさておき、天体という観点からの作品、どんなかたちになるのか・・・熟す季節が楽しみです。(^^)
投稿: いちかわ | 2009年4月14日 (火) 20時51分
いちかわさん、おはようございます!
咳の発作が出まして、、、でも、だいぶ良くなってきました!
いちかわさんの持つ独特の世界観は、西洋美術の影響があるのですね!(^^)
卒論の資料が、今に来て身にしみる。。
一瞬、「振り出し」に戻った気分になったのですが、
当時の自分では、それらを理解するだけの器量がなかった。。
逆に、喜ぶべきだ!と思えました。(^^)
投稿: HANA | 2009年4月15日 (水) 08時44分