マルタとやさしい刺繍
今、装飾額縁の制作をしております。
こちらの写真、なんだか、焦げ焦げしてて、どす黒いものが転がっていますが、、、
これ、銅で作った金具の一部です。
この後、少しずつ磨きをかけていき、最終仕上げをすると、ピッカピカに輝きます!
前回、飾った装飾額縁のアレンジバージョンでとのこと。
ちょっと、密教的な文様を取り入れることとなりました。
難関だなぁ~。
うまく文様が入るといいのだけど。。
装飾額縁は、初の納品となります。心を込めて作らせていただきます。
かわいらしい、ハートウォーミーな映画を見ました。 マルタのやさしい刺繍
(立派なあらすじは、上記のリンク先で。。・笑)
スイスの田舎町に住む、80歳のマルタおばあちゃんは、
ご主人に先立たれ、意気消沈しておりましたが、
ある日、若い頃に一度あきらめた夢である、オリジナルランジェリーショップ開店に向けて、
仲間3人とともに奮闘し始めます。
保守的な町の人々は、マルタのランジェリーショップを受け入れてくれませんが、
おばあちゃんパワー炸裂で、町の人たちの誹謗中傷を吹き飛ばし(!)、
4人は前に進み、成功を収めるという内容です。
ストーリーは想像通りに進みますので(!)、安心して見られる映画です!(笑)
おばちゃん4人、それぞれが女子の心を忘れてなくて、とてもキュートです。。
心に残る場面。。
ある日、4人で都会に出かけていくのです。
ヤングなランジェリーショップ(量産系のショップ)に4人で入ります。
そこで、量産されたランジェリーを手に取ったマルタさん、スイッチ、オン!
急に職人気質が目覚め、一つ一つの商品について指摘し始めるんです。
「ここの縫い目が良くない」、「ここにステッチを入れるべき」、「パットの位置が違う」
「作りが悪い!」などなど、、、、すべての商品が、気に入らないんです。
店員さんが怪訝そうな顔をするんです。(笑)
私は、この場面が、とっても好き。(^^)
マルタの職人魂に火がともる瞬間を見た!という感じがして、うれしくなりました!
ランジェリーを手にしているマルタさんの目がきらきらで、めちゃめちゃ元気になるんです。。
ここでマルタは、「自分で作ろう!」って思うんですね。
物作りをされる方は、共感するのでは。
そして、マルタは地元に戻り、とうとうランジェリーを作り出します。
マルタのデザインするランジェリー、とても上品でかわいらしく、見てみてうっとりでした。
町の伝統的な刺繍の入ったランジェリーで、4人は成功します。
私も80歳になった時に、
マルタのように、元気に物を作って、
気の合う女友達と、シェリー酒&アップルパイでキャッキャっしていられたら
最高に幸せだろうなぁ~。と空想するのでした。
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コメント
あー、この映画の事を雑誌か何かで見て
興味あったんです。
もうDVDになってるんですか?
いつまでも、こだわりがあるっていいですね。
凛としたおばあちゃんになりたいです♪
投稿: さとこ | 2009年5月17日 (日) 00時08分
さとこさん
ツタヤの最新版のところにおいてありました!
どこにでもありそうな、シンプルなストーリーなのですが、
それがかえって、自分を投影できてしまい、
こみ上げるものがありました~。。
スイスの風景も素敵でした!
ぜひ、おばあちゃんパワーを堪能してみてください!
投稿: HANA | 2009年5月17日 (日) 09時42分