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ペイネ 愛の世界旅行

今日は、販促用DMのデータを作りまして、無事に印刷屋さんに入稿いたしました。。(汗)
ただ単に、写真を配置して、住所を入れるだけなのに、半日もかかってしまった。。
今回も、脳みそが固まった。。手で書いた方が早いくらいだ。。
特に、データー入稿時は、変な汗かいた。。(冷汗)
パソコン作業から解放されたら、どんなに楽だろうか~。。

久々にアニメーションを借りてみました。
フランスのイラストレーターのレイモン・ペイネの「愛の世界旅行」です。
Photo_4
ペイネの描く恋人たちは、もちろんカワイイですが、、、
飛びつくほど好きでもなかったので(汗)映画は見過ごしていましたが、何気に借りてみたら、あっという間に好きになりました。。
ただ単に、表面的なかわいさやメルヘンでは終わらず、
そのかわいらしさの奥に秘められたメッセージが、画面から溢れ出してきました。

はじめに、恋人たち、バレンチノとバレンチナが、天国の入口で天使から「愛のパスポート」をもらい、世界旅行が始まります。
http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/cinema/pane/index.html

各地を旅しながら、キリスト誕生や建国伝説、宗教、政治、戦争、芸術、音楽、習俗、、
古代から現代と、時空を超え、森羅万象、さまざまな事に触れています。
皮肉的に触れていたりもしていますが、
ストレートな表現でもなく、押しつけがましくもなく(笑)、至って、小粋でセンスが良く描かれています。
そこが素晴らしい!!

隠喩的な表現なので、一度目は見落としてばっかりだし、
どこの国だか、さっぱりわからなくって、大変でした。。(汗)
二度目は、解説字幕付きで見ました。(^^;)

この映画は、私が生まれた1974年に、ヨーロッパの映画館で公開されたそうです。
制作は1970年代に入ってからということで、
ちょうど、自分が生まれた頃が、どんな時代だったのか、良く解ったのです。。
またもや感慨深くなり、ジーンと、感動しました。。

アニメの雰囲気も、60年代後半から70年代前半の、
何とも言えな~い、独特のにおいがありまして、、、
私は生まれてない癖に、この時代の雰囲気が大好きなのです!

恋人たちは、日本にもやってくるのですが、、、
中国のイメージとごちゃまぜな感じで描かれていて、笑えます。。(笑)
高度経済成長後期で、裕福になった日本人を皮肉ってます。。
ちょうど、現在の中国のようだなぁ。。

終始、流れるBGMが、また素敵で、私の耳を安心させてくれるのです。。
作曲はエンリオ・モリコーネでした。。そうかぁ。。納得。

当時の世界情勢など、なんだかんだ出てきますが、、、、
この作品のテーマは普遍的ななのです。

あぁ。。こんな作品が、もっと見たいなぁ。。

最後に広島人ネタを一つ。。。
ペイネさん、89年に商工センターで開催された、あの(!)海島博の為にモニュメントを制作されたのだそうな!!
今、そのモニュメントが何処にあるのか、とても気になる。。
それにしても、海島博とは~。。。(笑)

Photo
寄り添い合う2つのハート。かわいいね!
うちのハートカズラも増殖中!!

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コメント

愛の世界旅行、何年か前に見ました。
日本はいかにも"外国人が見た日本"って感じで(笑)
面白可笑しかったです。ラブ&ピース。

来月…いや、もう今月ですね。
梅田のイベントにお邪魔しまーす(^_^)

投稿: ひとみ | 2010年6月 1日 (火) 00時15分

ひとみさん、おはようございます!

ペイネ、食わず嫌いでした。。(笑)
実際見てみたら、メルヘンのの世界ではなく、ブラックな笑いもあったり、
ちょっぴり色っぽかったりして、とても面白かったです!

来月、お会いできること、楽しみにしております!!

投稿: HANA | 2010年6月 1日 (火) 09時47分

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