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メイン作品完成か・・・

もう梅雨に突入したという事ですが。。。
ここ数年で、日本から四季が無くなりつつありますね。
ゲリラ豪雨といい、何だか、東南アジアの気候に似てきてる。
このままいくと、雨季と乾季のみになるんじゃないのかと心配です。。(汗)


今日、ようやく夏の個展「天翔ける」のメイン作品「鳳凰の帯留」が完成しました!
天を翔けめぐっているような作品に仕上がったような・・・気がしますが。。
でも・・・
一晩寝て、明日起きて、冷静な目で、改めて作品を眺めてみよう。
この作業、いつも大切にしている事の一つ。
それで、明日見直して完成だったたら、次はDM用の撮影です!

実は、この作品に取り掛かったのは2年くらい前でした。。
はじめは、ブレスレットとリングが繋がっているハンドピースを作る予定でした。

その時は、「鳳凰が作りたい!」と意気揚々と作り始めました。
まずは、銀の地金を、裏から金槌で叩いて、鳳凰の胴体を形成しました。
鍛金という作業です。

鍛金で胴体部分が出来あがり、尾の部分にさしかかった時点で、
言葉で表現し難い違和感を感じてしまい、どうしても先に進めなくなりました。

テーマがハッキリしていたのに、手が動かない。。という苛立ちもありまして、
泣く泣く途中で制作を中止。棚の奥に寝かせていました。(置きっぱなしともいう)

時を経て、「天翔ける」というテーマにめぐり合い、
ふと、棚から、鳳凰の胴体(!)が、顔を出しました。
「天翔ける」というテーマにピッタリではありませんか。。

あぁ。。そうか、この鳳凰を天に羽ばたかせる時が、ようやくやってきたのかぁ。。

変更ポイントがいろいろ出てきた。

①地金を叩いて作ったごっつい尾っぽを、軽やかでシンプルな銀線に変更。
②ルースの数と色を少なくして、全体的にシンプルに。
③ゴージャスなハンドピースから帯留めに変更。

はじめのアイデアより、かなりシンプルなものに変更となったのです。
その中でも、③がこの数年間で、私の変化を象徴していると思った!
当時の私は、着物に興味がなかったので、帯留めを作ろうという発想はなかった。
そして、今年の個展は、着物小物がメインというのも、数年前の私には、夢にも思わなかったでしょう。。

着物との出会いが、少しずつ作品制作に影響を与えている。
そして、生活にも変化をもたらした。

いろいろな出会いが、自分の中をどんどん変えていくんだなぁ。。
数年前の自分と、今の自分。同じ人間であり、全く違う人間。

「いつまでも変わらないもの」と「流れ流れて変わっていくもの」が同居する。
こうゆことも、不易流行といえるかな?


難題が一息ついたら、素敵な知らせが入った!
先日、作品を作らせていただいた方から、お電話を頂いたのです!
このお仕事も、私にとってはじめての挑戦でした。ので、難題でした。

いろいろな方の力をお借りして完成したので、いつにもなくプレッシャーを感じていたのですが、ご依頼主様は、とても気に入ってくださったことを、丁寧な口調でお話してくだいました。
私は心からホッとしたのか、体中を、温かい血が勢いよくかけ廻った様な高揚感を感じたのでした。。(^^)

作品が完成して、プレッシャーから解放された瞬間が、一番しあわせ!
仕事のプレッシャーを感じた時に、左ひじに必ず湿疹が出て、ひどくなるのですが、
今見たら、少し収まっていた。良かった。。

でも、この幸せも、ホント、一瞬(汗)また、次が始まるのだぁ。。

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