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出西織・多々納工房

ゴールデンウィークに入りました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私は、普段通り京都で制作を・・・と考えていましたが、
出西釜と出西織を主催されている、多々納工房さんにお邪魔できることになり、
急きょ、島根へ旅立ちました!

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工房にお邪魔する前に、出西釜のショップ、無自性館へ。
いつ来ても、のんびりしていて、静か。小川のせせらぎが聞こえてくる。
私が子供のころに訪れた時も、同じ小川のせせらぎが聞こえた気がする。

作業場にある登り窯を眺める。
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何じゃかんじゃで、無自性館に小一時間滞在し、出西織の多々納工房さんへ。
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出西織とは、多々納家の女性三世代で制作されている藍染めの織物です。
私も京都のうちでテーブルセンターを愛用しています。

今回、創始者の多々納桂子さんの70年来(?)の友人である私の伯母さんの計らいで、工房にお邪魔することができました!

まずは行程を見学。
栽培する(白綿と茶綿)→収穫した綿花の中にある種を取り除く(取り除いた種は来年撒く)→綿を糸車で糸をつむぐ→天然藍で染める(発酵染め。別名・地獄建て!)→機織り
もちろん、すべて手作業。。気が遠くなるような作業をくりかえして、作品が作られます。
「作業のほとんどが、汚れ仕事です。」とおっしゃっていました。
ジャンルは違いますが、私の作業も同じく、ほとんどが汚れ作業なので、納得。。

これらの行程を実演しながら、丁寧に説明してくださいました。
私は、物作りの行程を眺めているのが好きです。
藍甕で糸を染める作業や、くるくる回る糸車を、いくら眺めていても飽きなかった。

その後、ご自宅の囲炉裏を囲んで、手作りお菓子とお抹茶をいただきながら、いろいろお話を伺いました。

終始、多々納桂子さんは生き生きされていて、ポジティブパワーは、本当にすごかった!
私が80歳になった時、多々納さんのように、生き生きと物を作っていられるかなぁ~。
それが理想なんだけどなぁ。。

今回も、ちょこっとお土産を買って帰りました。
出西織の手提げ袋。木綿の着物を着た時に使いたい。
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出西釜では、湯呑じゃわん
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近々、梅田の阪急さんで展示会が開催されるとのこと。
私の参加する母の日イベントと入れ替わるかのように5月11日から始まるんですって!

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