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飛天

きょうは、久々に仏画をブログに載せてみよう。

普段は、家で仕事をしていますので、道場で先生にご指導を受けれるのは、月に1~2度。
あとは、うちで時間を作って、コツコツ描きます。
今、仕事が次第に忙しくなってきており、いっぺんにたくさん描く事は出来ないため、
少しでも時間を作っては描く。の繰り返し。
でも、日々のちょこと!が少しずつ積もっていって、
気が付いたら、一つの絵が完成していた!という感じです。

最近、飛天が一対完成しました。
私は、こてこてに、濃い色を塗ってしまう所があるので、
今回は、軽やかで、優しい色味を使って、
飛天が天にふわっと舞っている様子を表現したかった。
いつもの色で描くと、どっしりとした飛天になりかねない!
それじゃ、重過ぎて、天から墜落してしまうからっ!(イメージ的に・・・汗)

A
飛天、天人、天女・・・
仏教で、悟りに到達する道のりを表す「六道」の中のに属しているそうです。
ちなみに、六道は、天、人、阿修羅、畜生、餓鬼、地獄、だそうです。。
天は、人より、一つ先輩ということなのですね!
数年前、一大ブームとなった阿修羅は、人間より一つ後輩ということになるのか・・
だけど・・・
一人の人間の中には、六道すべての要素があるような気がする。
どこの部分を多くするかは、本人次第だけど。。(汗)
餓鬼や地獄の部分は出来るだけ少なく!いや、手放したいのもですねぇ~。。(大汗)

えーっと・・・話がそれました。。

飛天も、やはりインドから中国を経て、日本に伝わってきたようです。
各地で、それぞれの風土や文化を吸収して、姿が変わっていく様子がおもしろい!

インドで、飛天の原型とされるものには、背中に羽があるようです。
まさに、西洋のキューピッド!

そのうち、飛天の背中から羽が無くなったようです。
男性像のみだったのが、女性像や童子像が増え、バリエーション豊かに。

中国の西域に入ると、飛天は楽器を持ったり、散華をしたりし始めます。
このあたりから、仏さまを供養する存在。というイメージが強くなるのですね。

飛天が中国を通過すると、飛天の周りに雲気が湧きあがっているパターンが多いです。
中国「気」の思想に影響を受けたのでしょうか。
雲に乗っている飛天も登場したり、、、キントン雲の原型か?!

雲気と天翔ける神霊。私の好きな組み合わせです。
B
法隆寺に残る飛天は、おおらかで、のびやかな表現がされていた。
飛鳥時代~奈良時代の宝物は、大陸の香りを感じられて好きなんだ。。

これらを描く際、飛天に関する本を読んだりしました。
自分が描こうとしているものが、どんなことを意味しているのか、ちょこっと勉強してみると、実際に描く時、モチーフに対する思い深くなるような気がします。

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仏画」カテゴリの記事

コメント

仏画、素敵です。「日々のちょこと!が少しずつ積もっていって、・・」というのは大事ですよね。身につまされる思いだわ・・・。
台風の影響で外は荒れてますが、京都は大丈夫ですか?今年ももう半分ほど過ぎようとしているんだと思うと、精進しない自分に焦りが生まれてきます(汗)最近は内観しすぎているかな、という気が・・・。hanaさんの毎日のこつこつに習って私もこつこつ頑張ろうかと思います! 今度、着物でお出かけしましょうね。

投稿: Noriko | 2011年5月29日 (日) 18時12分

Norikoさん、おはようございます!

昨日は大雨でしたが、台風らしい風が全く吹かなかったですよ。でも、大変な被害が出ていますね。。

日々の積み重ね。
技術を提供する仕事をしているので、
日々、手を動かしておかないとと思っています!

着物、いいですねぇ!
7月は、博物館の展覧会が始まるので、
着物でお出かけしましょう!

投稿: HANA | 2011年5月30日 (月) 09時09分

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