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鈴木長吉さん

ようやく、普段の制作に戻りました。
作業台に向かって、糸のこや金づちで作業をしていると、体の中の気の流れが良くなり、元気になるんです。少々の頭痛は、作業していたら治るぞ!(笑)

以前は、そんな自分を、単なる気分屋さんだと思っていたけど、
古代中国思想などの本を少し読むようになって、気の流れというものがあるのではないかと思うようになりまして、
彫金していたり、絵を描いていたりすることが、気の循環を調整しているのではないかと真剣に思うようになりました。
作品制作が生活の中心になってから、私、医者知らずです!(笑)

昨日、テレビを付けたら、偶然に、NHKプレミアムで放送された「極上美の饗宴 鋳金家・鈴木長吉」がヒット!画面に映し出された巨大香炉に目が奪われました。。
http://www.nhk.or.jp/bs/gokujou/

高さが2,8メートルもあり、写実的な作品なので、ものすごい迫力がありました。。
全面に、隙間なく施された装飾が、ものすごく細やかで、
モチーフ一つ一つの表現にこだわりを感じました。。
銅の塊なのに(!)、何だか柔らかいものに見えるのです。。

長吉さんは、デッサンの段階から、ものすごいこだわりが。。
鳥をデッサンする時には、鳥の羽根の裏側までしっかりと観察し、羽根一枚一枚に番号を付けるとのこと。。
私は、この場面を見て、もっとモチーフにこだわってみようと思いました。蓮のデッサンを、とことんやってみたい!

鋳金歴30数年のベテラン鋳金作家さんが、長吉さんの型の模造に挑戦され、
見事に出来上がったのですが、迫りくる長吉さんの作品とは、どこか違うものに感じました。。何が違うのでしょうか???

長吉さんの、高度な技術や制作に対する執着心に開いた口がふさがりませんでした。。
自分に全然足らないものです。。(汗)
作りたい物の方向性は違うのですが・・・長吉さんのソウルを少し学びたいです。

金属といっても、技術の種類が沢山あり、奥が深く、まだまだ自分の知らない世界が広がっているんだなぁ。。としみじみ思う。。

同じ金属加工ですし、仏画をやっているからか、
たまに「仏壇仏具は作られますか?」とお問い合わせがあります。。(笑)
鋳金は、私がやっているものとは全く違う技術ですが、
表側から見ると、金属加工として同じものに見えるようです。。解らないでもないです。
でも、今回、鋳造のお話を見て、とても興味を持ちました!

仏具ではありませんが(笑)もっともっとコンパクトな、私らしい鋳造作品に挑戦してみたくなりました!

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