ひさご
不動院の仏画教室が終わり、次は、中国新聞文化センターの特別講座です。
そして、こちらの講座は、おかげ様で満席となりました!ありがとうございます。
何だか急に緊張してきました。。
毎日、資料をチェックしたり、材料を買い出しに行ったり、またチェックしたりです。。(笑)
当日は、忘れ物ゼロで、テンパラないように、元気よく(それだけしかないので。。汗)頑張ります!
今日は、仏画のお話ではなく・・・なぜだか新作の帯留めご紹介です!(笑)
昨年末辺りから、ひょうたんの帯留がつくりたくなって、3つほど続けに作りました。
ひょうたんを調べてみると、瓢(ひさご)という別名もあると分かりました。
松田修著『古典植物辞典』によれば、瓢は『詩経』の中に登場するほど歴史が古く、古代中国で栽培されていたそうです。
日本においても、『古事記』の新羅遠征の場面や、『出雲国風土記』の嶋根郡の部分に、「ひさご」という言葉が登場しているそうです。
瓢は、江戸時代あたりの新しいものかと思っていたので、歴史古さに驚き、感動してしまいました。。
そして、帯留めですが・・・
ひょうたんの帯留といえば、6つのひょうたん、六瓢(ムビョウ)で、「無病息災」を表しているものが多いです。私も作って、お正月のカードにしました。
「六瓢(無病)」
こちらは鍛金の打ち出し技法です。
よく見ると、ひょうたん一つ一つの表面が、鏡面仕上げだったり、梨地仕上げだったり、
加工法を変えております。。写真ではよくわかりませんが。。帯にすると、このくらいの大きさです。
「夫婦瓢」
二つのひょうたんが、仲良く向かい合わせになっています。まるで夫婦のようですね。
こちらも鍛金打ち出し技法で、ひょうたんを銅、リボンを真鍮で作りました。
「瓢蓮文」
こちらも鍛金の打ち出し技法で。ひょうたんは銅で、蓮文などの装飾はシルバーです。
こちらが最後に作った作品で、他の二つに比べ、リボンの流れに少しばかり立体感を出しました。
帯と合わせると、このようなバランスになります。
これから、まだまだ瓢箪グッズが増えるかもしれません…。
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