heavenly bamboo
最近、南天モチーフの作品を作るようになりました。
お正月に帯留めを作り、先日は扇子立てを作りましたが、今回はかんざしを作りました!
南天のかんざし
実の部分は、珊瑚を使っております。
南天を調べてみたところ、いろいろ面白かったので、少しご紹介いたします。
南天は、南天燭を略した呼び名だそうです。南天の実が、燭火に似ているからだそうです。
ナンテンという音の響きから、「難を転ずる」縁起の良い木と知られていますね。
蘭天竹という別名もあり、『三才図会』には、「その葉は、厳として竹に似て…」と記されているそうです。
南天を観察すると、葉が竹の葉のように細長く、枝も竹の様に、まっすぐと伸びて、所々な節があるのがわかります。竹に喩えられたことが納得です。。
西洋から見ると、どうでしょうか。
英語では、heavenly bamboo、ヘブンリーバンブー(天国の竹)、
または、sacred bamboo、サクレッドバンブー(神聖なる竹)といわれるそうです。
西洋でも、南天は、バンブーに喩えられていて、聖なる木とされているのですね!
南天は、どのような厳しい環境の中でも、へこたれず、青々とした葉、赤珊瑚のような実を付けます。謙虚で凛とした姿が美しいです。
生き方の理想を見せてもらっているようです。
植物たちに、大切なことをいろいろ教わっているのですねぇ。
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