蓮を愛でる
今年も、大阪のマニフェストギャラリーで作品展を開催させて頂くことにことになりました。
テーマは蓮。原点回帰です!会期は11月で、まだまだ先ですが、制作は開始しております!
2013年11月5日~13日
大阪 天満橋 マニフェストギャラリー
HANA 作品展 「相府蓮 ~そうふれん~」(仮題)
HANAの創作活動は、蓮の花をテーマにして始まりました。
十数年経ち、新たな目で、蓮を眺めて制作したいと思い、今年のテーマとなりました。
題の「相府蓮」は、雅楽の唐楽の曲です。
中国、晋の時代、大臣の王倹が一時失脚した際、清廉であることがわかり、重任されたのを、泥中から華を咲かせる蓮にたとえて作られたそうです。
『平家物語』や『徒然草』にも、「相府蓮」という言葉が登場するそうです。日本では、「想夫恋」で、「夫を思う妻」と訳されることも多いようですが、こちらはこちらで、なんだか色っぽくて素敵です。。
「そうぶれん」と、「府」を濁音で読む場合が多いようですが、私の個展の題名としては、濁らず、「そうふれん」と読ませていただきます。
ということで・・・うちのちびっこ蓮を眺めつつ、「あーでもない、こーでもない!」と、一人、蓮について考える日々です。。(笑)
先日、出雲の荒神谷に古代蓮を見に行きました。
やはり、蓮の花は午前中がキレイだということで、日の出前、広島を出発して、7時ごろに荒神谷遺跡に到着しました。
既に、カメラマン風の人たちが何人か撮影していらっしゃいました。皆さん、さすが早い!
谷いっぱいに蓮の葉が広がった景色は、見事でした。。
いつもは花ばかり気になるのですが、制作する為に、蓮の各部分を、じっくり観察しました。
天然の華籠と散華。
俳句には、葉が破れた蓮を表す「破れ蓮 やれはちす」、「敗荷 はいか」という秋の季語があるそうです。
太陽に向かって、大きく広がる荷葉も、生命力あふれていて、素晴らしいですが、
哀愁漂う、破れた荷葉も、何だか心惹かれる夏でした。。
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