日本のおしゃれ展
最近、制作時間が長くなったので、アトリエで過ごす時間も、どんどん長くなってきまして・・・
今は、アトリエと自宅が別で、日付が翌日になる前には帰宅するようにして、制作時間は激減しましたが、生活にメリハリが出来て、心が楽になりました!
ずーっと楽しみにしていた、奥田元宋・小由女美術館「日本のおしゃれ展」が始まりまして、元気よく、初日に見てきました!
私が、彫金で帯留めを作ろうと思ったきっかけの一つに、池田重子さんのコレクションがあります。
日本国内には、池田重子さんのほかに、有名な帯留めコレクターの方がいらっしゃいまして、展覧会に足を運んだこともありますが、しゃれの効いた、お茶目なタイプのものが多かったです。デザインが、とっても可愛いのですが・・・
池田さんがコレクションされた帯留めは、技術がしっかりとして、重厚感があり、美しいです。なかなか真似できませんが、見ごたえがあり、勉強になるのです。
~展覧会hp引用~
池田重子コレクションは、“きもの文化”がひとつの頂点に達した黄金期―明治から大正、昭和初期に作られたきものや帯、帯留、半衿などの和装品からなる、日本を代表するコレクションです。大正ロマン・ブームやアンティークきものブームを巻き起こし、多くの人の心をとりこにしてきました。膨大なコレクションを背景に卓越した美意識で紡ぎだされた、物語性あるコーディネートは新たな日本のきもの美を生み出しています。ものの良さを読み取りながら現代の感覚を加味した取り合わせの醍醐味を味わえる展覧会です。
以前から、本で何度も眺めてきた写真の中の帯留めが、いくつも展示されていてたので、
作りなど、じっくりと観察出来てラッキーでした。
開場で流れていたインタビューで、「美と野暮の際を見極めることが大事」、「帯留めは画竜点睛」だとおっしゃられていたことが印象に残りました。
彫金作品でも、仏画でも、作品を作る際に、
最後の一つ、どのようなものを入れるかによって(入れないという選択もありますよね)、全体像が決まります。
それを入れることで、作品が「美」になるか、「野暮」になるか・・・
見極める能力を養うということが、とても大事なんだなぁ。。と、改めて感じました。
非常に難しいですが、私もここを。
お仕事でも、着物小物を作らせて頂いた所でしたので、着物熱が再燃。
11月の個展は、着物を絡めた展示が出来たらと思って、日々制作中です!
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