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タンザナイトのリング「蓮と菩提樹」

今日は、アトリエに電気工事が入るということで、朝から、必死で掃除をしました。。(汗)
しかし…待てど、暮らせど、電気屋さんは現れず。。
カレンダーを見たら、電気屋さんが来るのは明日でした。。
おかげさまで、一日早く(?)アトリエがすっきりして、気持ちよく制作出来ました。。(汗)
先日、とても美しいタンザナイトのルースをお預かりし、オーダーメイドリングを制作させていただきました。
タンザナイト(非加熱処理)のリング「蓮と菩提樹」

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一般的なタンザナイトの色は紫がかった青色をしていますが、
非加熱処理ということで、青紫~ブルー~グリーンのグラデーションがみられました。

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満開まで、あと少しの蓮の花。
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こちらには、菩提樹。
石周りをすっきりとさせ、石の魅力を引き立てるデザインにしました。
石留めは慎重に。絶対に傷を着けたくなかったので、気合入れて行いました。
何とか、無事に仕上がり、ほっとしました。。
ご依頼主様にお届けしたところ、お喜びのメッセージを頂き、本当にうれしかったです!
自分の作ったジュエリーで喜んでいただくことが、心の栄養となり、明日につながります。

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不動院落慶法要

週末は、いつもお世話になっている不動院の、国宝金堂および本尊薬師如来落慶法要と報告会に参加させていただきました。
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広島市の中心地にあったお寺は、原爆の被害で壊滅状態となりましたが、不動院は奇跡的に残りました。
現在、広島市に残る国宝は、この金堂のみだそうです。
市長さんが、「広島の宝を、後世に残していきましょう!」とおっしゃってました。私も同感です。

この修復はは、日本の職人さんにより、日本の材料、伝統技法を使って、行われたそうです。
屋根にこけらを葺く行程を見学させてもらった時、作業している職人さんを見て、感動したことを思い出します。
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本尊の薬師如来、背後の蓮の花、須弥壇なども、きれいに再生されていて、堂内に、清々しい空気が充満しているようでした。
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金堂からあふれてしまうほど多くの方々と一緒に、修復が完了したことを喜びました。

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金堂の天井に、かすかに龍の絵が残っています。当時の顔料が今でも見られます。
私が幼い頃、お寺にお参りに行くと、暗がりの金堂を覗き込んで、龍の目玉を探すのが好きでした。
今、思えば、この龍こそ、私にとって、仏画の原点かもしれないなぁ。と、ふと思いました。
今、不動院で、仏画教室させてもらっていることに、不思議な縁を感じた一日となりました。

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宇和島へ行ってきました!

本日、オンラインショップに、新作を3点アップ致しました。
よろしければ、ご覧ください!
http://hanaekatsuyama.ocnk.net/

http://www.iichi.com/listing/item/414765?ref=shop_itm-img

今週は、お遍路さんで愛媛県、宇和島市へ行っておりました。高知県は後にして、愛媛県から周ることになったのです。
深夜に、車で出発して、40番札所を目指しました。
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しかし!到着した所は、高知県の延光寺さん。。

行きすぎてしまったのです。。汗
まあ、いつかはいかなくてはならないので、気にせず、お参りさせていただきました。。
そして、宇和島へ。道を間違ってしまったので、45番まで行くつもりでしたが、夕方に差し掛かっていたので、この度は、43番で打ち止めにしました。
こちらは、42番仏木寺さん。
ご本尊の大日如来が御開帳されていました。結構、大きなお像でした。
Butumokuji
Kosumosu
山門を出ると、路肩のコスモスがきれいに咲いていました。
いろいろな種類のコスモスが、交ぜて植えてありました。
コスモスを眺めていると、通りがたりの地元のおじさんが、「こっちに八重咲きのコスモスがあるよ!」と、たくさんのコスモスの中から、とっておきのお花を教えてくださいました!
本当に珍しいですね!
撮影中は、ご親切に、お花を固定してくださいました!(笑)
お遍路さんの姿をしていると、地元の方々が気さくに声をかけてくださいます。(^^)
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43番明石寺さん。境内には、勢いのある立派な木がたくさんありました。
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お遍路中のご飯は、たいてい道の駅で、地元の食材を頂きます。
宇和島は、海が近いので、アジなど、新鮮なお刺身が並んでいました。そして、じゃこ天。
そして、そして、忘れてはならないのはミカンです!
アジのお刺身は、新鮮で臭みが全くなく、身がぷりぷり。。ものすごーく美味しかったです!
じゃこ天も、想像より歯ごたえがあり、私は好きでした。。
そして、みかん。皮が薄くて、実が甘かったです。。(^^)
あと、地元のどぶろくの入った、蒸まんじゅうがとっても美味しかったのですが、ちょこっとしか食べれず、心残りです。。
最後に立ち寄った、今治のさいさいきてやの食堂も、安くて美味しくて良いです。
地元の魚の南蛮漬けや、はがまで炊いた白米が、とっても美味しかったです!
愛媛の自然をたくさん満喫し、美味しい地元の食材と出会い、地元の方とお話したり、、、
とても良い時間を過ごしました!
お参りしたからか、リフレッシュできたのか、体の中に新鮮な空気が吹き抜けたような、清々しい気分です。
明日は、不動院の国宝金堂の落慶法要にお邪魔します!
屋根もきれいに葺きかえられ、修復中だった本尊のお薬師さんも、奈良から戻ってこられました。
不動院にも、また新たな時間が流れるのですね。

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菓子切り作りました。

お茶席。
私にとって、敷居が高く、緊張するので、今まで避けて通ってきましたが。。(汗)
今月は、お茶席に、二度ほど、お邪魔する機会がありました。
と、いうことで、シルバーを使って、菓子切りを作ってみたくなりました!
第一作目は、こちらの「雲気」です。
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雲の形を、銀線装飾で透かしました。
材料は、持ち合わせのものを使い、即興的に制作したので、地金の厚み、強度の面で心配でした。
早速、お茶の先生にも、この菓子切りを見ていただき、いくつかアドバイスを頂きました。
そして、第二作目は、菩提樹をモチーフにして制作しました。
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地金を少し厚くし、切り口を作りました。一作目より、強度が増し、しっかりしました!
ちなみに、地金の厚みは、0.1ミリ違っていても、風合いが全く違うものに仕上がりますので、作る物によって、微妙に厚みを調節しております。
菩提樹は、菓子切りの幅に合わせて、コンパクトな流れにしました。
市販品にも、工芸的な菓子切りが、たくさん販売されていますが、
私らしいデザインで、いろいろなパターンの菓子切りが作りたくなりました!

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思い出の欠片たち

日に日に寒さが増しております。。寒がりの私にとって、厳しい季節が近づいてまいりました!
と、いっても…
広島市内の気候の良い地域で生活しておりますので、「寒い!寒い!」といっても、たいして寒くないのでしょうが…(笑)

先日、ご依頼いただきましたオーダーメイドジュエリーのお仕事が完了しましたので、ご紹介いたします。
様々な、大きさ、形をしたアメジストのルース4点と、ピンクトルマリン1点を組み合わせて、リングを制作するというのが、今回のミッションでした。
以前にも、ピアスを制作させていただいていたので、そのピアスとリンクするデザインにしたいと思っておりました。
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こちらが、そのピアスです。

アメジストリング「思い出の欠片たち」

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一粒だけ色の違うピンクトルマリンが、アクセントとなりました。   
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石枠には渦巻き模様を装飾しました。石周りに気が循環していることをイメージして。。
リングも螺旋構造をしております。
循環、螺旋は、「永遠性」、「再生」を意味してます。
このピアスとアメジストに使用したルースたちすべて、ご依頼主さまのお父様の形見の品です。
お父様との思い出の欠片たちが、一つのジュエリーに形を変えて、
再び、ご依頼主さまの元へ戻っていきました。
到着後、ご依頼主さまより、ご丁寧にお礼のお電話を戴きました。
「請求書の額に、ゼロをもっと沢山つけたいです!」と(笑)、大変喜んでいただけた様で、
本当に、本当にうれしかったです。。
大切なお品を預かってのオーダー制作が、少しずつ増えてきており、本当にありがたいです。
長年、あこがれていたお仕事の形ですので、これからも、このようなご依頼がいただけるよう頑張りたいです。

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10月の不動院仏画教室

京都でのおけいこが終わり、引き続き、不動院仏画教室がありました。

行楽シーズンの3連休初日でしたが、いつものメンバーさんにはご参加いただきました。
貴重なお時間を共有してくださり、本当にありがたいです。
今回は、久しぶりに参加してくださった方や、新しくご参加くださった方もいらっしゃり、いつもより賑わいがありました!
初参加の方は、数年前、私が中国新聞文化センターで、初めて講習会を開催した時に、ご参加くださったそうです。
実は、今までに、文化センターで数度お会いしているとのこと。。
私は、お顔を覚えるのが苦手なので、気づかず、本当に申し訳なかったです。。
当時、私がまだ、おかっぱ頭をしていて、初々しく、かわいらしかったとのこと。。(笑)
私、すでにアラフォーだったはずですが。。汗
不動院教室開設時から、丸3年続けてくださっている方々に、作品が生まれつつあります。
お忙しい中、教室に通う時間を作って、ゆっくり、ゆっくり積み重ねてこられた結晶です。
三年(すでに4年目!)、ご一緒してくださったお礼を兼ねて、来年は、それらの作品を、不動院で展示する機会を作れたらと考えています!
先日完成した不動明王を、教室にかけさせていただきました。
この教室で制作していたものなので、ぜひ、教室の皆さんに見ていただきたかったのです。
どうしても、床の間がつかえなかったので、壁にかけております。。
今回、都合がつかず、不参加だった方も、わざわざ教室に立ち寄ってくださり、お不動さんを見てくださいました。
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お不動さんを撮影する受講者さんを、私が激写!(?)
感謝、感謝の一日でした。
不動院仏画教室は、宣伝もほとんどしませんし、これからも、こじんまりとした雰囲気は変わらないと思いますが、技術も思想も、もっと勉強して、充実した教室を作っていけたらと思います。

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京都仏画の旅

今週は、仏画の一週間でした。
月曜日は早朝から、京都へ向かいました。台風18号の影響で、新幹線は、新大阪止まりとなり、在来線に乗り換えて、山科へ向かいました。1時間半くらい遅れましたが、無事に導場へ到着できました。。
今回は、仏様の住する大月輪、蓮華座を、白色にする作業でした。
白色は、胡粉を使って絵具を作りますが、これが非常に難しいです。。絵具を良い状態にしておかないと、綺麗に色が塗れません。。緊張感満点の作業です。。
なんとか、丸々2日かけて、蓮華と月輪に、白色を入れ、ミッション完了。
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導場での制作を無事に終え、大阪へ向かいました。
毎年、お世話になっている、大阪のギャラリーThe 14th MOONさんに伺いました。
14thmoon
移転されてから、初めてお邪魔しましたが、新たな場所にも、以前の雰囲気を感じ、なじみやすかったです。来年の個展も、こちらで開催出来たら良いなぁ。。と思っております!
翌日は、友人と、リニューアルされた京都国立博物館へ。
友達と合流する前に、東寺にお参りに行きました。ホテルから近かったので、歩いていくことにしました。
朝一だったので、境内には、ほとんどお客さんはおらず、のんびりとしずやかでした。。
久々に、金堂と講堂にも入場しました。立体曼荼羅は、私にとって原点だと思っているので、久々に拝見して、体に、やる気のような力がみなぎりました!
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その後、龍谷ミュージアムに移動。大谷探検隊の展示を拝見しましたが、勉強不足の私には、少々マニアックで、難しかったです。。
その後、友達と合流。三条東洞院の、自然食カフェ「びお亭」でランチ。
玄米と野菜のお料理。私の体に合っていて、ボリューム満点のランチでしたが、完食しても体が軽やかでした!美味しかったし、感じの良いお店なので、また行きたいです。
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メインイベントの京都国立博物館で開催中の「国宝 鳥獣戯画 高山寺展」へ。
入口で大行列でしたが、館内に入ってすぐは、空いていました。

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敬愛する明恵上人ゆかりの作品の数々をじっくり眺めました。。
しかし!
鳥獣戯画を目前とすると、長蛇の列が出現!私は行列に並ぶことが、大の苦手なので、きつかったです。。
ぶつぶつ愚痴りながら並んでおりましたが、実物の鳥獣戯画を目にすると、非常に素敵でかわいらしく、並んでよかったです。。
兎と蛙は、いろんな商品のモチーフとなっているので、正直、食傷気味でしたが、
実物を見ると、生き生きとした線で描かれていて、ずっと眺めていても飽きません。
本物の持つパワーのようなものを感じました!
普遍的な人気を持つものには、何かあるのだ!と感じました。

平成館へ移動しました。
平成館リニューアルとなって、初めての展覧会でしたので、国宝、重文のオンパレードでした。
赤釈迦など、私にとって思い入れのある作例が多く展示されていて、感動の歓声を上げつつ、観覧しました。
本当に楽しかったので、館内を二周しました。。

朝から晩まで、歩き続け、広島に戻ると、筋肉痛になっていました。。
足は痛いですが、心は豊かになって、帰ってきました。。

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不動明王とともに。。。

今日から10月ですね。先月は福山出張と、三度仏画教室がありました。京都に仏画のけいこにも行きましたし、カープの応援にもいったし…(笑)
今年一番忙しく、充実した一か月となりました!

9月最後の仕事は、中国新聞文化センターでの仏画一日講習会でした。
福山出張から戻ってきて一週間、準備に集中しました。
いつもお世話になっている熊野の筆屋さんに伺ったり、和紙のドウサ引きをしたり、冊子を作ったり。。。

Securedownload_2ドウサ液の濃度を調節して、和紙にドウサを引いているところです。。

なんといっても、今月ラストを飾ったのは、不動院仏画教室の時に制作した不動明王坐像です。このお像を連れて、中国新聞文化センターにお邪魔しました!

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線お越し、デッサン、そして、下絵を作るところから、教室の方々に見てもらいながら、制作を進めていきました。

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軸先は彫金で作りました。
梵字は、不動明王の従者である、コンガラ童子とセイタカ童子を、左右を入れております。側面には、菩提樹を装飾しました。

今回の講習会は、こちらの下絵を、みなさんと一緒に描きました。
時間内に完成させる事よりも、お不動さんとは、どのような尊像なのか、絵の中に何が描かれているのか、または、それらは何を意味しているのかを、簡単に冊子にまとめまして
それらを確認しながら、ゆっくり丁寧に描くことが、今回の目標としました。

先日、鑑賞した上村松園展で、下絵が作られる前のデッサンが展示されていたことを思い出して、今回は、線起こし後のデッサンや、下絵、彩色画と持っていき、仏画が出来上がる行程をご説明しましたら、下絵を作るのが大変なんだね。とご感想を頂きました。
下絵を自分で制作することのむずかしさを、理解していただけたようでうれしかったです!

そして、不動明王を描きながら、「うれしい、うれしい…」と言ってくださる方もいらっしゃり、
頑張って、下絵を作ってよかった。。と心から思いました。
非常に緊張しましたが、とっても良い経験をさせていただきました。

今回、刺激を受けたからか、もっとお経のことなど、勉強したくなりました。
仏画を続けてきて、良かったなぁ。。と心から思えた一日となりました!

 

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