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インドラの網の目

個展「インドラの網」まで、あと10日となりました。
やっと、大阪個展のDMをお送りすることが出来て、ほっとしました。。
広島個展のDMは、もう少し先になりそうです。。急がなくては。。(汗)

今朝は、大阪の表装屋さんに預けていた、個展用の絹本数点が戻ってまいりました。
今回も、キレイに裏打ちをしていただきました!きれいな裏打ちを見ると、気持ちが良いです!!

大阪の表装屋さんとの出会いは、2年前。
マニフェストギャラリーでの個展中に、別の表装屋さんに預けていた絹本仏画に、表装トラブルが起こったと連絡が入りました。
私は大ショックで、その場に居合わせた方々と、ギャラリーで大騒ぎしていたところに、
偶然、大阪の表装屋さんが入ってこられ、事情を聴いてくださいました。
それはそれは、絶妙なタイミングだったので、みんなでびっくり!(笑)仏さまが入ってこられたと思ったほどでした。
それから、私は仏画の表装をお願いしたり、私の展示会を見に来てくださったりと、お付き合いが始まりました。
実は、個展に展示する絹本が、あと一つ残っております…(汗)
会期が迫っておりますが、相談したら、急ぎに対応してくださると、頼もしい回答をいただきましたので、頑張って完成させようと思います!

午後から、不動院仏画教室があり、牛田へ移動。視界を遮るほどの土砂降りでした。。
遠方から、高速バスを利用される方も何名かいらっしゃるので、心配しておりましたが、
みなさん、雨に打たれながらも、元気に集まってくださいました。
感謝の一言に尽きますね。

そして、先日の中国新聞文化センター特別講習会の参加された方が来てくださったり、
広島信用金庫吉島支店さんでの展示を見てくださった方が、体験教室に参加してくださったりと、うれしいことも多かったです。

体験教室に参加してくださった方は、真言宗のお寺の方で、私と同じ小・中学校出身とのこと。親近感を感じました。展示を見て、地元に、仏画を勉強している人間がいるということに驚き、喜んでくださり、参加されたとのことでした。
中国新聞文化センターさんや信用金庫さんのご協力がなければ、この方々との出会いはなかったのですね。。良かった。良かった。。

ご縁が、思わぬ形で、次に繋がっていくことを実感します。
インドラの網の目一つ一つは、宝石になっていて、一つの宝石は、ほかの宝石を映し出し、また、ほかの宝石が、また別の宝石を映し出し…それが、永遠に続きます。私達は、この宝石の一つ一つのようです。
縁は目に見えないので、結果を予測して行動しても、自分の想像する結果にならないことがほとんどですが、それには、良いも悪いもなく、必ず次に繋がっていきます。
この世には、関係していないものなど、一つもないんだなぁと、つくづく思います。

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