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平家琵琶に出会う

朝、目が覚めて、新聞を眺めていたら、島根県立石見美術館で行われている「芳年展」の広告に目がとまり、急きょ見に行くことにしました!

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月岡芳年は、明治時代に活躍した浮世絵師。
歌川国芳の流れをくんでいるそうです。
展覧会のポスターを眺めると、国芳のエッセンスを少し感じたのですが、
実際に、作品を見てみると、江戸の「粋」な世界とは、ちょっと違い、ダークトーンな世界でした。
非常に繊細なデッサン、下絵に目がとまりました!
ロビーに、平家の扇あり!
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ちょうど、この日は、平家琵琶(平曲)の弾き語りイベントが開催されていまして、
タイミングよく、聞くことが出来てラッキーでした!
平曲とは、琵琶の伴奏に合わせて、平家物語を語るもので、鎌倉時代あたりから始まったものだそうです。
奏者は、荒尾努さんというかたでした。とても美しい、よいお声をされていて、

解説もわかりやすかったので、大変楽しみました!

詳しいことは、お名前にリンクをはっていますので、そちらからどうぞ。
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私は、大学時代に平家納経に出会って以来、平清盛をはじめ、平家一門に興味を持っています。
平家物語では、清盛を始め、「おごれるもの」として、悪者扱いされることが多いのですが、清盛の審美眼、美意識、平家一門の、一蓮托生的な絆に、私は心惹かれるのです。


Heike_biwa
私も琵琶を持たせてもらいました。見た目よりも重かった!
荒尾さんは、宮島の観光大使もされてらっしゃるので、いつか、厳島神社で平曲が聞きたいです。。

今回は、急に思い立ち、石見までフラッと来てみたのですが、
芳年の作品を見るというより、平曲を聞くために、こちらに呼ばれたような気がしました。。

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