仏画展始まりました!
今日11日から、京都の種智院大学で、学生仏画展が始まりました。
この展覧会は、学生さんだけではなく、私達卒業生や、真福寺仏画導場のみなさんの作品も一緒に展示されています。
現代に描かれた、極彩色の仏画を眺める機会は、ほとんどないので、ぜひこの機会に!
種智院大学は、京都の南の端の方、伏見区にある真言宗の大学です。
小さな大学ですが、日本で唯一、本格的な密教美術(実践)を学べる大学です!
私は30歳になる年に、偶然が重なり、種智院大学に入学。仏画と出会いました。
まさかその時は、仏画がこんなに自分の大部分を占めることになるとは、その時、思ってもいませんでした。今、不動院仏画教室をさせてもらって、生徒さんとともに過ごす時間は、
本当にエキサイティングです!
私は広島にて、不動院仏画教室を開講しておりました。
みなさん、元気よく参加してくださいました。
昨年から、教室内に活気がみなぎっており、制作してみたい課題やご希望を、生徒さんの方から積極的に提案してくださいます。
今回、生徒さんから、うれしい報告がいくつもありました!すべてをご紹介できないので、二つだけ。
一つ目は・・・・
今、教室で、大日如来の紺紙金泥画を、頑張って制作させている方がいらっしゃいます。
ある日、制作途中の紺紙パネルを、おうちに持ち帰られた際、
息子さんに、大日如来が完成したら欲しい。と言ってくれたそうです。
それを聞いた私は、うれしくて、思わず拍手をしてしまいました。ご本人さんも、とってもうれしそうなお顔をされてました!
それともう一つ、
12月~1月、広銀牛田店さんでの仏画展を見に来てくださった生徒さんが、
他の生徒さんの制作された作品に感銘を受け、自分も、同じような作品に挑戦してみたいとおっしゃいました!
その作品は、紺紙金泥画の大日如来で、大日さんの背後に、バランスよく、『般若心経』が写経されているものです。
すると…「私も!」「実は私もやってみたいと思っていました!」と、次々と!
その下絵を、制作者の生徒さんに準備していただくことになりました。
教室を始めて6年目、はじめのころは、私の言った通りのみ、受動的な雰囲気が漂っていましたが、今は、みなさんそれぞれが、目的をもって、能動的に動いてくださるので、本当にうれしいです!!
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