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七宝ジュエリー「蓮池」

広島職人博覧会も、明日最終日となりました。

今回の新たな挑戦、毛利明子さんとのコラボレーション作品

七宝×シルバー彫金ジュエリー6点 「蓮池」のご紹介です!

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池に見立てた、漆塗りの丸盆に、六つの蓮の花が咲いている様子をイメージしております。

こちらがメイン作品、

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蓮の池をモチーフにデザインしました。有線七宝の技法を用いております。シルバー台は、手作業で制作したパーツ一つ一つを、ロウ着け技法で接合し、組み立てました。

   

メイン作品を囲む5つのジュエリーは、神仏的なモチーフ、「雲気」、「ナギの葉」、「蓮」、「菩提樹」、「第三の眼」を使ってデザインしました。

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七宝技法は無線七宝中心に。素地に文様を打ち出してから透明な釉薬を薄く一様にかける「鎚起(ついき)七宝」と、素地にベース色となる釉薬を焼成し、好みのデザインにカットした銀箔を張りつけ、その上から透明釉薬をかける「平脱(へいだつ)七宝」を用いました。

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ジュエリーの下の、極彩色の蓮の花と、蓮の葉は、

 

アルミニウム菓子皿 「荷葉(かよう)

「荷葉」とは、蓮の葉のことをいいます。初挑戦のアルミニウムを使った作品です。

アルミニウムの板を糸鋸でカットし、金槌で打ち出しながら形成します。普段使っている金属(シルバー、銅、真鍮)とは全く異なるアルミニウムの性質に新鮮味と可能性を感じました。

 

彩絵椀 「蓮華」

仏画の技法「暈繝彩色(うんげんさいしき)」を使って、木製椀に極彩色の蓮華を描きました。「暈繝彩色」は、同系色の濃淡の変化を,ぼかしの方法によらず,立体感を出す技法です。濃い色調から淡い色調へ(あるいはその逆)段階式に区切りをつけながら塗ります。

 

 

 

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