三月の不動院仏画教室
昨日は、不動院仏画教室でした。
欠席者多めでしたが、体験教室にご参加してくださる方が一名おられました。
体験教室の方は、初めてとは思えない、しっかりした線を描かれました!
教室のメンバーさんが、淡彩色の十一面観音さんを完成されました!
教室のメンバーさんが、淡彩色の十一面観音さんを完成されました!
極彩色画の場合は、一番初めの線描きで、ちょこっと失敗したとしても、色を重ねていくうちに、失敗が消えてしまうのですが、彩色に時間がかかります。
淡彩色画は制作時間は少ないのですが、線の出来がすべてを決めると言っても良いので、一番はじめの線から緊張感をもって描かなくてはなりません。
極彩色、淡彩色、それぞれ大変さが違うのですね。
淡彩色画は制作時間は少ないのですが、線の出来がすべてを決めると言っても良いので、一番はじめの線から緊張感をもって描かなくてはなりません。
極彩色、淡彩色、それぞれ大変さが違うのですね。
メンバーのお一人から、日本画と仏画の違いは?というご質問をいただきました。
とってもシンプルなご質問ですが、大事なことですね。
日本画と仏画、同じ道具を使いますので、そこは一緒ですが、仏画は仏教思想の絵画表現なので、いろいろな決まり事がある上で描いていくものだと思います。
技術だけが上達しても、形だけの仏さまでは、完成とはいえないのだと思います。
技術だけが上達しても、形だけの仏さまでは、完成とはいえないのだと思います。
仏様が何を表現されていらっしゃるのか、すべてを把握することは不可能ですが、
理解しようと努力することは必要だと思います。
同じ仏様の下絵を使っても、描く人それぞれの個性が表れた仏様に仕上がるように、
仏画に規則があるといっても、自分自身が描く以上は、作品は自己表現なのだと思いますで、自己の気持ちの在り方が大事になってくるなと思います。
同じ仏様の下絵を使っても、描く人それぞれの個性が表れた仏様に仕上がるように、
仏画に規則があるといっても、自分自身が描く以上は、作品は自己表現なのだと思いますで、自己の気持ちの在り方が大事になってくるなと思います。
私自身、京都にいた時は、仏教に触れる場所が身近にあって、仏画を専門的に勉強する機会もたくさんありましたが、残念ながら広島は、そのような環境ではありません。
広島に帰って7年、京都で勉強してきたことと、自分自身が描くことと、感覚のようなもの(!)で、何とかやってきましたが…そろそろ、次の段階に進むためにも、勉強をし直さなければと改めて思いました!
この先、勉強してきたことを、難解な言葉を使うことなく、わかりやすくお伝え出来るようになれたらよいなと思うのですが…
この先、勉強してきたことを、難解な言葉を使うことなく、わかりやすくお伝え出来るようになれたらよいなと思うのですが…
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