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春日の杜

東大寺二月堂から、若草山山麓の遊歩道を歩いて、春日大社の入り口にある水谷神社に到着。
 
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何度も訪れたこの地域ですが、疑問がありました。。「みかさやま」問題です。
「三笠山」と「御蓋山」、そして「若草山」… 位置関係など…よくわかりませんでした。。(汗)
しかし、ようやく今回、若草山山麓や参道を歩いてみて、なんとなくですが理解できました。。
芝生の公園のような山が「若草山」。万葉の時代から、「三笠山」と呼ばれていたそうです。
なので、若草山=三笠山なのですね。
ちなみに、三笠山は、三つ笠を重ねたような三層構造の山。その形から、どら焼きの別名となっていますね。
 
「御蓋山」は、春日大社のすぐ裏にあるお山。山自体が神様とされます。
その後ろにある春日山原生林のトップが花山というそうです。
 
これは、勝手な想像ですが…三笠山と御蓋山は、どちらも「みかさやま」と読みますが、「笠」と「蓋」、漢字が違いますよね。
「笠」は、竹かんむりがついているので、竹で編んだ笠を思い浮かべます。
「蓋」は、草冠がついています。かさが唐草で荘厳されいるイメージがします。それは、まさに天蓋!
天蓋とは、仏様などの聖なるものや高貴な方の頭上を覆う傘の事で、仏画でもよく描かれます。
若草山の山麓を歩いていた時は、ほっこり、のんびり気分で歩いて行けたのですが、
御蓋山に近づくにつれ、空気が変わり、心がきりっと引き締まりました。
神聖な場所だからか、お山に天蓋がかかっているようでした。
 
そして、春日大社本宮をお参りしました。
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その後、原生林を越えて、新薬師寺まで歩きました。

そして、歩いて奈良公園まで戻り、奈良博の「春日大社のすべて」を観覧。
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国宝、重文の数々が展示されていて、豪華満点。
私のお目当ての、春日鹿曼荼羅(鎌倉時代・重文)。鹿曼荼羅は、これから仏画導場で描くことになっているので、ちょっと無理しても、実物を一目見てみたかったのです。
やっぱり、奈良まで来た甲斐があった!
原本の筆使いは、優しく、繊細!柔らかいタッチで描かれているのに、存在感たっぷり。。
以前にも、鹿の描かれた春日曼荼羅は、何度か見たことはありましたが、こんなに感動したのは初めて。。なんとも上品な鹿さん。。
そして、春日の杜を存分に堪能した後だったので、春日山の位置など、図像の意味合いもわかり始めました。
 

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