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四神

またまた、大きな台風が日本を直撃します。。

私は、暴風対策で、テラスの植木鉢すべてを、アトリエに運び入れました。
この作業、今年に入ってから何度ったことでしょう。。
大きな被害が出ないことを祈ります。皆様、くれぐれもご無事にお過ごしください。

先日、アトリエで知人とお話ししていた時に、高句麗古墳の四神が描かれている壁画が話題に上がりました。
そのお話しがきっかけになり、数年前、制作開始して、サイズぴったりの額縁まで買いそろえて、いまだ未完成の四神が、どこかあったことを思い出しました。
アトリエを探してみたら、線描きが完了した2つと、バックのみ塗られたもの2つが見つかりました!
このまま、ほったらかしにしては気持ちがモヤモヤしてしまうので、早速、絵の続きの制作再開しました

四神とは…
古代中国思想の中に登場する、4頭の聖獣。
東西南北、4つの方位に一頭ずつ配置され、守護しているといわれます。
韓国の高句麗古墳や、明日香村の高松塚古墳やキトラ古墳などの、古墳内部の壁画に四神が描かれいました。
平安京は、風水を用いて、四方を四神に見立てて建設されたそうです。
そして、大相撲の土俵にも、四神を色で表す幕が、四方に垂れさがっております。
日本には、いろいろな場面で、四神が表現されているようです。
現代的な生活をしている私たちは、気づけないことが多いのですが、無意識の世界で、四神に守られているのだと思うと心強いような…
Photo_2
このように、裏打ちした和紙を板に張り、バックの色を刷毛塗。その後、金銀泥や墨を使い、線描きします。

線が描けたら、絵の構図を考えて、金銀箔の砂子をまいたり、箔の切り回しを貼ってみたりします。
東の青龍
Photo_3
東の色は青。しかし、バックの色が緑色ですね。
これは、古来日本では、青色から緑色までを「青色」とみなされました。
ということで、「青」の部分を、緑色(緑青)で表現することが多いです。
南の朱雀
Photo_4
西の白虎
Photo_5
北の玄武
Photo_6
亀に蛇が巻き付いております。
北の空なので、北極星と北斗七星が描かれています。


数年間、部屋の片隅で眠らせてしまいましたが…描き切って、今、心晴れやかです。
アトリエの四方を守護してもらいます!

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