観音縁日
昨年2月から制作しております、聖観音菩薩坐像が、とうとう完成しました。
しかし、絵が完成しただけでは、まだまだ仕事は終わりません。。お施主様へのご報告をしなくては。「はたして、喜んでいただけるのだろうか??」と、プレッシャーに押しつぶされそうになりますが・・・
ちょうど、本日18日は観音さんの縁日ということで、お日柄もよく、お寺へ完成のご報告へ伺いました。
お寺では、月並観音法要と護摩供養が行われ、参拝者の方々や行者さんが集まっておられました。私も参列させて頂きました。
ご住職の法話から始まりました。法話の中で、観音さんの仏画が完成したことも、ご丁寧にご紹介くださいました。
観音経、般若心経、数々のご真言、そして光明真言と、約一時間、読経が続きました。
しばらく、お腹から大きな声を出すことがなかったので、だんだん腹筋が苦しくなりましたが…(笑)
無心にお経を唱え続けたら、法要が終わる頃には、迷いや変な緊張から解き放たれ、清々しい気持ちになっていました!
清らかな言葉を発することで、心身が清められることを実感。
お経を唱えると筋トレになることもわかりました!
曼荼羅の講義を受ける中で、身口意(しんくい)という言葉が頻繁に出てきます。
身(体)と、口(言葉)と、意(心)、三つの行動を、清らかに保つことの重要性が説かれます。
「行動を清める」と聞いても、言葉だけでは、なかなか実感しづらいのですが、
とても素朴なことかもしれないなぁ。。と感じました。
法要の後は、昼ご飯のお接待。参拝者のみなさんとお寺の方々と一緒に頂きました。
和やかな雰囲気が伝わってきて、初めて参加させて頂きましたが、居心地が良すぎて、長居しそうでした。。(^^)
そして、いよいよ完成のご報告。完成した観音さんを確認していただきました。
ご住職さんをはじめ、お寺の方々に、大変喜んでいただき、心からほっとしました。
表装の打ち合わせも、無事に終わりました。
厳かな法要の様子やお昼のお接待など、古き良きお寺の姿が、今もこちらに残っていると知りうれしくなりました。
こうような空間に、観音さんを掛けていただけることがありがたいです。
次は、表装屋さんに託します。
表装された仏画は、本堂で開眼供養が行われるそうです。
納品が完了しましたら、画像や詳細をご報告させていただきます。
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