訶梨勒染め
今週末は、不動院仏画教室です。彫金など作業の合間に、教室の準備を行います。
最近、不動院教室では、淡彩色画や装飾写経にチャレンジする方が増えてきました。
はじめは、和紙そのままで、線描きして、淡く色を付けるという感じでしたが、
作品を作っていくと、それぞれにこだわりが生まれ、台紙となる和紙を、少々アレンジしたくなってきます。
はじめは、和紙そのままで、線描きして、淡く色を付けるという感じでしたが、
作品を作っていくと、それぞれにこだわりが生まれ、台紙となる和紙を、少々アレンジしたくなってきます。
例えば、草木染め。
木の実や野菜の皮などを水で煮だした液で、刷毛で和紙を引き染めします。
ヤシャブシを使うことが多かったので、今回は、訶梨勒(かりろく)の実を使ってみました!
訶梨勒は、ネパールやインド、熱帯アジアでみられるミロバランという聖木です。
現地では「ハリタキ」、漢訳して「訶梨勒」です。
現地では「ハリタキ」、漢訳して「訶梨勒」です。
仏教やヒンドゥー教と、非常に縁が深いので、経典にも登場するそうです。
実には、タンニンが多く含まれているので、染色材料として使われます。
そして、薬効もあり、古くからメディカルハーブとして利用されてきたそうです。
そして、薬効もあり、古くからメディカルハーブとして利用されてきたそうです。
固いからに包まれていますので、トンカチで一発(笑)殴ってから、水に投入!
作業中、なんとも言えない甘ーい香りが漂いました。
写真ではわかりづらいですが、優しい黄色に染め上がりました!
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