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北斎展

雪降る中、島根へ。
島根県立美術館で開催中の「北斎展」に行ってまいりました。
https://www.shimane-art-museum.jp/
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北斎研究第一人者、永田生慈氏がコレクションした葛飾北斎作品の展覧会です。
永田さんが、故郷の津和野で館長をされていた、葛飾北斎美術館が2015年に閉館し、その後、コレクション(2000点を超えるそうです!)は島根県へ寄贈されたそうです。
北斎作品は、画狂老人となって描かれた肉筆画に魅了されました!
今回のお目当てだった絹本著色「文昌星図」。北斗七星を擬人化したもので、画号「北斎」の由来となったそうです。
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ポスターで見た時、迫力がすごくて、大きい作品だと思っていたのですが、実際はだいぶ小さかった。。作品から発する気から、大きな作品だと感じたのでしょう。
90歳近くまで、絵を描き続けた北斎。18歳頃に弟子入りしたとありますから、
約70年間、描き続けたのか・・・
北斎も永田生慈さんも、生涯、絵に情熱を傾けたのですね。
幼いころに大好きになったものが、そのままライフワークとなることは、
大変幸せなことであり、非常ーーに大変なことだなぁ…と、つくづく思うのでした…
羽根屋でお蕎麦食べ、一呼吸おきました。
Photo_3 シンプルな三枚割子が好きです。。

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藤原六間堂水墨画展

岡山駅に戻り、岡山高島屋へ。
水墨画家、藤原六間堂先生の個展へお邪魔しました。
今回の旅の目的は、こちらにお邪魔することでした!
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京都在住時は、博物館で、古きよき中国巨匠たちの水墨画作品に触れる機会はたくさんありましたが、イマイチ見方がわからず…心が動かなかったのですが。。
ある時、六間堂先生の作品と出会いました。
美しい外国の街並み、愛らしい動物たち、七福神など古典的な題材などなど、洗練された作品たちが、すーっと、私の心に入り込んできました。それから、少しずつ水墨画に興味を持つように様になりました。
今回、出展作品一つ一つ、作品に対する思いや、構図、技法について、六間堂先生自ら、丁寧にご説明頂きました。
草原の中に、波一つ立たず、静かに佇む小川が流れる光景が描かれた作品がありました。
水の平面を強調させるために、その面に接している「水際の茂み」の曲面をしっかり描くのだそうです。
水墨画では、描写は最小限に抑えつつ、そのモチーフを最大限に表現しなくてはなりません。
表現したい部分のみに心を取られ、その一点をしっかり描くのではなくて、
表現したい部分と、真反対の表現を組み合わせることにで、表現したい部分がより輝くということです。
一見、相反するものであっても、それは、単なる裏表。
相反するものを融合させて森羅万象を描くのですね。不二の思想を発見して、ハッとしました!
一方、仏画は 、時間をじっくりかけて、一つ一つ積み上げていく作業です。
空白を作ると、そこから、邪気が入りこむという考えがあります。
聖なる空間作り = 「結界」
そのような意味合いを込めて、仏様さまの衣や台座などの空間には、隙間なく文様を描き込みます。
仏画も、相反するものを組み合わせ、陰陽思想を用いて、この宇宙感が描かれています。
水墨画と仏画にも、中国思想が含まれているので、一見、相反するもののようですが、共通点があることに気づきました!
現在、京都国立博物館で開催中の「斉白石展」が見に行きたいと思っています。
広島に戻り、ハリネズミの夫婦が寄り添う「円満の秘訣」という作品が気になり始めました。
とっても可愛らしい二匹なのですが、題名に「円満の秘訣」とは、何だろう??
早速、奥さんに問い合わせ(笑)
ハリネズミ
ひっつきすぎると針が刺さる。
適当な距離感が必要。
だそうです!(笑)
そうかぁ~(笑)適当な距離感ね!近づきすぎると、ぶちっと行く時がある。。(笑)
世の中には、様々な夫婦の形がある。
日本と海外、離れ離れの夫婦もいれば、いっつもべったり、どこでも一緒!の夫婦もいたり…昔、「亭主元気で留守がいい。。」というCMもあったし…(笑)
夫婦の形は様々。お互いに心地よい距離感だと感じ、幸せだなぁ~と感じていれば、それでいいのだ!と思ったのでした!(^^)

大変親切にしていただいた藤原夫婦に感謝!
そして、寒い中、早朝から丸々一日、付き合ってくれた友に感謝!

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近くて遠い街へ

岡山。
広島のお隣さんですが、ほとんど訪れたことがなく、未知の世界でした。
しかし最近、友人が岡山市内に出店したり、
昨年からお世話になっている「曼荼羅研究会」のメンバーの皆さんが岡山県内の方々であったりと・・・岡山に親近感を覚えるようになっております。
私にとって、近くて遠い街、岡山へ、ぶらり在来線の旅をしてまいりました!
なぜだか私は、JR在来線を利用すると、必ず慌てふためきます。。
朝8時30分、出発ホームで友達と待ち合わせしたにも関わらず、
勘違いして、30分早い、反対方向の電車に乗り込むという。謎の行動。。
車内で友達を探すも、友達の姿はなく(当たり前・・・)だんだん不安になってくる。。
発車直前に、自分の間違えに気づき、ギリギリセーフ。なんとか友達に出会える。。(汗)
今度は、岡山駅手前で、謎の下車。。またもや、発車直前に気づいて、再び乗り込む・・・
一応、予定通りに岡山駅に到着。。JR桃太郎線に乗り換え、吉備津へ。
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吉備津駅は無人駅。電車も一時間に1~2本程度。どこまでも田園が続いており、のどかです!
ピンク色の駅名標は、「桃太郎」押しなのですね!
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長い松の参道を越えると、神社の門が見えてきました。
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吉備津神社に参拝しました。
大吉備津彦大神を主祭神とする大きな神社です。吉備津造りの本殿は国宝だそうです。
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長い廻廊は、雰囲気があって素敵でした。途中に、様々な社殿があります。
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山際にある梅林は、満開まであと少し。美しく咲きはじめておりました。
広大な敷地をお散歩気分でゆっくり回って、お参り出来ました!
田園歩き、マイナスイオンたっぷり浴びて、次へ向かいました。

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二月の不動院仏画教室

二月も不動院仏画は、無事に開催されました。
寒い中、全員出席。うれしいです!
メンバー全員が作品制作をされるようになり、出席率が高くなりました。
般若心経の装飾写経に取組まれてらっしゃる方は、初めての裏打ちに挑戦!
緊張の中、作業工程を、手際よくこなされました。
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引き染めした和紙の色も、描かれた墨線もにじむことなく、キレイに仕上がりました!
裏打ちの大変さに気付かれたそうで、「先生の作品、もっと大きいですよね!今まで大変な作業をされてたんですね!」とおっしゃいました…(笑)
別の生徒さんは、淡彩色仏様を完成されました!
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うんげん彩色を制作されて、極彩色を制作するのは身が重いと思われたそうで、
淡彩色画を中心に制作されることになりました。
極彩色の仏画は、日本画画材を丁寧に溶き、何重層も重ね塗りをしなくてはなりません。
日本画画材に慣れることが一番の壁になります。塗り重ねの作業も、かなり時間がかかるし、根気がいる作業です。
もし、その作業が難しいと思われた場合は、別の方法で仏画を描かれたら良いなぁと思っています。
そのように感じたので、色鉛筆仏画の勉強を始めました。
多くの方に、楽しんで、仏様に触れて頂けるのではないかと思っています!
といっても…
実際、色鉛筆仏画に挑戦してみると、かなり奥深い世界だということに気づきます。。。汗
何事も、積み重ねが必要ですね・・・(笑)
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生徒さんのお一人が、大寒のかき餅を差し入れしてくださり、皆さんでいただきました!
暦の大寒から節分の間に、お餅を乾かして、おかきにして食べるそうです風習があるそうです。
沢山持ってきてくださいましたが、美味しすぎて、写真を撮る頃には、残り2枚となっていました(笑)ほんのちょっと甘い。本当に美味しかった!
私は、昔からの風習に疎いので、人生先輩のである生徒さんから教えて頂いています。

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2月のちゅーピークレド仏画教室

毎月第一水曜日は、中国新聞文化センター、ちゅーピーカレッジクレド教室の日です。
二年目のクレド教室から、初作品が誕生しました!
紺紙金泥画 大日如来です。
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この定期教室が始まる前、不定期で行っていた特別講習会の時から通ってきてくださっている生徒さんです。
普段の線描き練習も上達されているのですが、どうしても一瞬気が抜けてしまうのか、画面に墨でちょこっと汚してしまう癖をお持ちなのです。しかし!
この作品制作では、ノーミス!最後まで、気を抜かず、集中して描かれました!
作品制作の時と練習の時の気の入り方はどうしても違ってしまいます。
作品制作の時の、独特の緊張感や気持ちの持ち方を感じ取ってくださって、嬉しく思いました!
完成した大日さんは、早速額縁に納めて、次作の不動明王に取り掛かられました。
すごいモチベーションです。。
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教室の皆さんも線描きが上達してらっしゃるので、ぜひ作品を作って頂きたいと思っております。
Koharu
さのや農園さんが、おいしいおみかん山盛り(!)、教室の皆さんに差し入れしてくださいます。こはるちゃんという品種、ワイルドで味が濃いです。
教室が終わり、クレド教室の生徒さんであり、不動院の檀家さんであり、高校時代の同級生である友人と、クレドに新しく出来たブックカフェsofaで、お茶タイム。
5月の不動院薬師大祭で行う予定の仏画教室ワークショップのお手伝いをお願いしつつ、内容の相談をしました。
気心知れた同級生が教室に参加してくれているので、気軽に相談できますし、いろいろ助けてくれてありがたいでする。
ワークショップの内容は未定なのですが、気持ちよくお手伝いしてくれるメンバーは決定しているので安心しております!
Sofacafe

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2月の京都仏画修行

仏画の勉強で、京都に行ってきました。
今年に入って三度目の京都は、訪れるたびに、少しずつ暖かかくなって、今回は梅が美しく咲いていました!
普段は、朝日カルチャー京都の中村先生の仏教講座を受講するのですが、
今回は、奈良 喜光寺 高次先生の特別講義、古密教と薬師寺の薬師悔過「花会式」について受講しました。
「悔過」と聞くと、ちょうどこの時期、東大寺二月堂で行われる十一面観音悔過の「お水取り」を想像しますが、薬師寺でも、この時期に花会式(はなえしき)という薬師如来悔過が行われると初めて知りました。
普段、馴染みのある真言宗以外の宗派のお話しを伺う機会は貴重で、大変興味深く聞かせて頂きました。
弘法大師が、中国から命がけで日本に持ち帰られた両部曼荼羅を大切に思いたいし、
大変難しいことではありますが、ほーーんの少しだけでも、そのエッセンスを理解したいとも思います。
奈良仏教や、真言密教以後の宗派を学ぶことで、曼荼羅を理解できることが増えるのではないかと思いました!
講義が終わると、しばし自由時間。
今回は、不動院仏画教室の生徒さんの作品に使う和紙を探しに、寺町二条界隈を散策。
紙司柿本さんに立ち寄りました。
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こちらでは、全国の和紙産地の商品が手に入ります。
店内は、ほぼ外国客でした。
和紙の良さも、外国の方に受け入れられているのですねぇ~!
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私は、粗い繊維が一緒に漉かれている黒谷和紙を選びました。生徒さんに気に入ってもらえると良いなぁ。。
近所にある革堂へお参りました。学生時代の三十三所巡礼の時以来の参拝。懐かしい。
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そして、仏画制作は、春日鹿曼荼羅が完成間近まで進みました!
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やまと絵的なタッチが慣れないながらも、楽しいかもしれません。。(^^)
そして、来月から色鉛筆仏画をご指導頂くことになりました。
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本格的な日本画材を使う仏画では、絵具の扱いが難しく、尊像を描くまでに長い道のりがあります…
色鉛筆でしたら、ちびっこから高齢の方まで、よりたくさんの方々に、気楽な気持ちでトライしてもらえるのが良いなぁと思いました!多くの方に、仏様に触れて頂く機会が増えるように、私は色鉛筆仏画を楽しみながら学んでいこうと思います!
まずは、不動院でのワークショップデビューを目指します!!(^^)

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水流リングをアップいたしました。

一日中、関東のラジオ局の番組をかけっぱなしで仕事しております。
今日は、ニッポン放送「ビバリー昼ズ」から、TBSラジオ「たまむすび」からの、J-WAVE「GOLD RUSH」。
先ほど何気に聞こえてきた曲が、完成度高く、とーっても耳心地良くて、私好み!
「なんていい曲なんだ‐‐‐!!」と、思わずオンエアー曲を調べてみたら、

オリジナルラブの新曲「ゼロセット」でした。。
(笑)
そりゃー、耳心地いいはずだ。。(途中で薄々気づきましたが。。。笑)
二月はオリジナルラブのニューアルバムが発売!(田島さん撮りおろし写真集付き)
そして、三月は広島ライブ!
今からとっても楽しみにしております!!


ということで、HANAオンラインショップに、リング2点をアップいたしました。http://hanaekatsuyama.ocnk.net/product/784
Img_4667
水の循環、水のうねり、水の泡など…水の流れを表現したリングです。
古来、水蒸気や雲などの水は「龍」であるといわれてきました。
リングを眺めていると、龍が天地を舞う様子を想像させます。
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いつもは、地金からの制作ですが、今回の作品は、ロストワックス技法を用い、一点ずつ制作しております。
一点ものですので、リング事に、さまざまな水の流れが表現されています。
以前は、同デザインで石付のリングを制作しておりましたが、お客様からアイデアをいただき、石なしバージョンが誕生しました。

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