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藤原六間堂水墨画展

岡山駅に戻り、岡山高島屋へ。
水墨画家、藤原六間堂先生の個展へお邪魔しました。
今回の旅の目的は、こちらにお邪魔することでした!
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京都在住時は、博物館で、古きよき中国巨匠たちの水墨画作品に触れる機会はたくさんありましたが、イマイチ見方がわからず…心が動かなかったのですが。。
ある時、六間堂先生の作品と出会いました。
美しい外国の街並み、愛らしい動物たち、七福神など古典的な題材などなど、洗練された作品たちが、すーっと、私の心に入り込んできました。それから、少しずつ水墨画に興味を持つように様になりました。
今回、出展作品一つ一つ、作品に対する思いや、構図、技法について、六間堂先生自ら、丁寧にご説明頂きました。
草原の中に、波一つ立たず、静かに佇む小川が流れる光景が描かれた作品がありました。
水の平面を強調させるために、その面に接している「水際の茂み」の曲面をしっかり描くのだそうです。
水墨画では、描写は最小限に抑えつつ、そのモチーフを最大限に表現しなくてはなりません。
表現したい部分のみに心を取られ、その一点をしっかり描くのではなくて、
表現したい部分と、真反対の表現を組み合わせることにで、表現したい部分がより輝くということです。
一見、相反するものであっても、それは、単なる裏表。
相反するものを融合させて森羅万象を描くのですね。不二の思想を発見して、ハッとしました!
一方、仏画は 、時間をじっくりかけて、一つ一つ積み上げていく作業です。
空白を作ると、そこから、邪気が入りこむという考えがあります。
聖なる空間作り = 「結界」
そのような意味合いを込めて、仏様さまの衣や台座などの空間には、隙間なく文様を描き込みます。
仏画も、相反するものを組み合わせ、陰陽思想を用いて、この宇宙感が描かれています。
水墨画と仏画にも、中国思想が含まれているので、一見、相反するもののようですが、共通点があることに気づきました!
現在、京都国立博物館で開催中の「斉白石展」が見に行きたいと思っています。
広島に戻り、ハリネズミの夫婦が寄り添う「円満の秘訣」という作品が気になり始めました。
とっても可愛らしい二匹なのですが、題名に「円満の秘訣」とは、何だろう??
早速、奥さんに問い合わせ(笑)
ハリネズミ
ひっつきすぎると針が刺さる。
適当な距離感が必要。
だそうです!(笑)
そうかぁ~(笑)適当な距離感ね!近づきすぎると、ぶちっと行く時がある。。(笑)
世の中には、様々な夫婦の形がある。
日本と海外、離れ離れの夫婦もいれば、いっつもべったり、どこでも一緒!の夫婦もいたり…昔、「亭主元気で留守がいい。。」というCMもあったし…(笑)
夫婦の形は様々。お互いに心地よい距離感だと感じ、幸せだなぁ~と感じていれば、それでいいのだ!と思ったのでした!(^^)

大変親切にしていただいた藤原夫婦に感謝!
そして、寒い中、早朝から丸々一日、付き合ってくれた友に感謝!

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