ちゅーピーカレッジクレド仏画教室
今日は、中国新聞文化センタークレドの仏画教室の日でした。
教室が始まる前は、早めに到着されている生徒さんとお話をします。
いざ、授業が始まると、集中して、無言状態が続きますので…毎月お会いする機会はあるけど、生徒さんそれぞれのパーソナリティーが見えてこないので、出来るだけお話しをします。
今日はロビーで、生徒さんお二人に加え、「演歌作詞教室」の大先生とお話。
仏画と演歌作詞の教室を掛け持ちされている生徒さんが、ちょうど作詞の添削を大先生とされている場面に遭遇したのです。。
私たちも、わからないなりに、一緒に加わり、大先生の解説を聞かせて頂きました。
生徒さんの演歌歌詞は独特で、「念仏」とか、「蓮の花」とか。。。仏教キーワードが沢山盛り込まれていました!
情念、執念の演歌の世界に、仏教の諸行無常の世界観を合わせるとは…「演歌」と「仏教」、相反するもののような気もせんでもないですが。。(笑)
仏教思想を語る演歌。。。斬新!今まで聞いたことのない演歌が生まれていました。
さすが、普段からお遍路さんをして、般若心経を写経し、仏画教室にも熱心に参加してくださっているので、その影響が歌詞に反映されてるのですねぇ。
大先生からのアドバイスは、「たかが一字だが、一字を変更するだけで、歌の世界観がガラリと変わるんよ!」と。
大先生の指示通りに、生徒さんの歌詞の「てにをは」の一字を変更しただけで、その場面が一気に浮かんできたのです!なるほど。
宗教を題材にすると難しい。ともおっしゃっておられましたが、私は、生徒さんらしい「仏教演歌」をぜひ作って頂きたい!と、心の中で
思っていました。大爆笑に次ぐ、大爆笑の休憩時間でした。。
紺紙金泥画「不動明王」の金泥描きがスタート!二度目の金泥画制作なので、工程を覚えられ、とってもスムーズに進んでおります。
今までは、線を追うことだけに集中され、図像の意味合いまで気が回らなかったそうですが、最近、図像の中で気になる部分(不動明王のシツシツ座、迦楼羅炎…)について質問してくださるようになりました。
「見えなかったものが、見えるようになる。」大きな前進です!とっても嬉しいです!
最近、生徒さんの方から、次に挑戦してみたいことを考えて、相談してくださいます。
自発的な姿勢が、とっても嬉しいです。。
皆さんの思いが叶うよう、私は準備を頑張る!ワクワクします。
そして、御年90歳になられた生徒さんが、お父様の形見のコンパスを見せてくださいました。
レトロで、味わい深いコンパスなので、惹かれました。。 生徒さんのお父様は、ご生前、設計士をされていたとの事。
しかも、だれでも知っている、日本の歴史に深くかかわるもの(特大なんです!)の設計にも関わられ、このコンパスが使われたとのこと。
そのお話しを伺った瞬間、一気に背筋がピンっと伸びました!
今ちょうど、平成から令和へと、日本が変化する時ですし…このコンパスは、100年以上もの間、日本の移り変わりを眺めてきたんだなぁ。。と思うと、なんだか感慨深い思いがしました。
お昼は、そごう9階で開催中の催事で、愛媛にあるエスニックグリーンファーム廣川農園のパクチーグリーンカレーを食べてみました!
パクチーは新鮮でしたし、ココナッツミルクが沢山入ったカレーも私好み。そして、日本米とバスマティライスが交配された「プリンセスサリー」というお米が使われていました。タイ米好き(私!)にはたまらないですよ!!
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