中国新聞文化センタークレド教室特別講習「散華に描く、虚空蔵菩薩」
中国新聞文化センタークレドビル教室にて、仏画教室の特別講習会「散華に描く、寅年守り本尊 虚空蔵菩薩」を開催いたしました。
はじめは、お昼のクラスのみでしたが、急遽、午前のクラスが増設となりました。
不動院仏画教室の生徒さんにお手伝いしていただき、散華板を追加で制作しました。
ワークショップの制作内容が濃くなってしまいました。。汗
先に行こなわれた不動院教室のワークショップでは、時間内に完成出来る方がほとんどいらっしゃらなかったので、
クレド教室では、作業工程を少し簡略化して、二時間で完成しなくても、お家に帰ってから続きを描いていただけるように絵具を持ち運びできるようにしました。
仏画は、自分の中にある仏性(仏様の心)が映し出されるものだと感じています。
「美しく描きたい!」という気持ちも大事ですが、表面的な美しさばかりを追ってはだめですね。。
仏さんを拝む気持ちと、一線一線を丁寧に描く気持ちが大事。そして、今、この一瞬の「全力」が繰り返されて作品が作り上げられます。
ちょっと線が曲がっても、色がはみ出しても大丈夫!問題なしです!
参加してくださった方々は、初めて絵筆を持たれる方から、普段から絵を描かれている方まで、様々。
集中力高めで嬉しく思いました。
同じ内容のワークショップでも、午前のコースと午後のコースは、制作の進行スピードも、作品の仕上がりも全く違っていて、
それぞれに個性があった点が、非常に興味深かったです!
こちら午前コース
午前のコースは慎重派。制作スピードも穏やかで丁寧。
こちら、午後のコース
元気いっぱい。勢いと強さが感じられました!
作品が次々と完成していきました。
こちらは、時間内に完成された方々の散華です。それぞれに個性があり、見入ってしまいます。
かわいらしい仏様が完成しました。
この方のみ、火炎光背なのは、教室に飾った極彩色の虚空蔵菩薩さんを見ながら描かれたからだと思います!(⌒∇⌒)
ここ数年、「波動」について考えるようになってから、波動の高さや強さを感じるようになりました。
それは、目に見えるものではないし、高い、強いに優劣があるわけではありませんが
その場の「空気感」というものが、制作や作品に大きく作用するのだと感じられるようになりました。
今、「場を作ること」の大切さやむずかしさを感じています。
今回のワークショップも、私にとって、良い経験になりました!
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