白珊瑚のかんざし「龍華樹」

週間天気予報を眺めてみると、ほぼ雨マーク…
あばら骨あたりがズキズキ痛むはずだ。もう梅雨でしょうか?
梅雨生まれの私ですが、じめじめっと湿気の多い気候は合わないらしく、テンション低めになってしまいます。。
どんなに暑くても、冴えわたる空とギラギラ太陽が、私のテンション上げてくれます!!

オーダーメイド作品のご紹介です!

白珊瑚と真鍮のかんざし 「龍華樹」です。

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数年前に制作した龍華樹の一本足のかんざしを気に入ってくださり、
今回は、波型の二本足に変更したり、飾りと足の接続部分に補強金具をプラスしたり、いろいろな箇所をバージョンアップして制作させて頂きました。

龍華樹(りゅうげじゅ)とは、仏教聖樹の一つで、一般的には「テリハボク」と呼ばれる木です。

弥勒菩薩が、この人間世界に降りられる時に、龍華樹の下で悟りを開かれるといわれます。
それは、57億6000万年後? or 56億7000万年後??私たちには、計り知れない長い年月を越えて、救いに来てくださるとのこと。 
考え方や計算方法の違いで、いろんな説があるようです。
仏教には、想像をはるかに超えるビッグ過ぎる数字が沢山登場しますが、
それを一つ一つ計算していると、頭がこんがらかってくるので、私は計算せず…仏様の教えは壮大である証!ととらえるばかりです。。


龍華樹は白くて丸い実を実らせるそうです。それを白珊瑚ビーズで表現しました。
龍華樹は、龍が口から百宝を吐く姿に似ているといわれます。

葉の表面には、規則的に細かい傷を入れて穏やかな光沢を出し、葉中央の葉脈は鏡面仕上げで強い輝きを出し、
細かい表現ではありますが、葉一枚の中に、「陰」と「陽」が共存しています。

二本の波型の足(柄)は短めにして、より安定感が増したかと思います。
 
今回、お店経由で頂いたお仕事でしたので、お客様に直接のお渡しすることも、ご感想をお聞きすることも出来ません。
お客様に、このかんざしを気に入って頂けますよう、心で祈るばかりです。

【追記】
このブログをアップした後、お客様よりインスタグラムへ、ありがたいご感想を頂きました!
かんざしを気に入って頂けたとのこと。心から安心し、大変うれしく思いました!
お客様からの暖かいご感想が元気の素となっております。




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ラピスラズリダブルフィンガーリング「宝剣」

オーダーメイド作品のご紹介です。

ラピスラズリを使ったダブルフィンガーリングです。

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 不動明王を象徴する形(三昧耶形・「さまやぎょう」と読みます。)宝剣がモチーフのダブルフィンガーリングです。
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大海原の波間から現れた不動明王の姿をイメージしてデザインしました。

ラピスラズリの青色は、不動明王の肌の色、青色を表しております。
不動明王の青色(青黒)は、調伏の色とされます。
調伏というと、ちょっと恐ろしいですが、人を痛めつけるのではなく、魔性を取り除き、菩提心や慈悲の心を芽生えさせる色とされています。

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お客様からのご依頼メールを拝見した時に、「お客様にとって応援団の様なお守りリングを作ろう!!」と意気込みましたが、
なかなか難しいテーマで、お客さまを不安にさせてしまうほど…デザインが決まるまでかなり時間がかかってしまいましたが。。
気分転換を兼ねて弥山登山した時に、ふーっとデザインが湧いてきました!

デザインが決定したら、制作は早かったです。
波の部分は、ロストワックスで。それ以外は地金から制作。
いよいよ作品が完成し、お客様にお届けしたところ、
「待ったかいがありました。」「日々の生活を守ってくれそうです。」というありがたいご感想を頂きました。
作品が少しでもお客様の力になれたら幸いです。

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不動院作品展2日目

作品展二日目は、少し寒さが和らぎました。
彫金作家でデビューして20年。仏画教室講師を初めて10年という節目の年でしたが、コロナの影響を受け、広島に引きこもり状態になりました。しかし、時間には余裕が持てたので、今までの活動を振返ったり、これからについて考える時間が出来ました。
今回は、作家デビュー前の、彫金を始めた頃に制作した作品を展示しました。
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当時から、インドの神様や宗教美術が大好きでしたので、蓮の文様や、エキゾティック(?)な文様を使っています。志向は今と変わりません。
仏画も、大学で仏画に出会ってから半年くらいに、初めて描いたうんげん彩色を展示しました。こちらも、現在の色合わせに近く、仏画の原点を見るようです。
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必死に何かを表現しようとしていますが、技術が全然追いついておらず…もどかしさが、作品から伝わります。。(笑)
でも、一つ一つ愛おしいです。
過去に描いた仏画も、一緒に展示したので、久しぶりに眺める作品がほとんど。
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仏画塗り絵ワークショップ2日目は、散歩がてらに立ち寄られた少年4人組が挑戦してくれました。
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お昼時だったので、少年たちは空腹に耐えながらの制作となりました。

Photo_20201222225101二刀流現る!

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頭光の色が斬新ですね!

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 そして、こちら! 奈良の大仏をイメージして塗ったそうです。金一色ではなく、何色かを混ぜて塗ってるところがポイントだそうです。
枠を悠々と越えていく色の塗り方に、大変刺激を受けました!

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こちらは、お忙しい中、駆けつけてくださった、かるがもキッチンスタジオ瀬川先生!笑顔が素敵な方です。
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色塗りが繊細ですね!美しい薬師如来完成。
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そして、最後は記念撮影。瀬川先生(左)と私、オープニングから10年、教室に通ってくださっている生徒さん(右)です。2日間お手伝いしてくださいました!
生徒さんから、私の頭と弁天さんの頭のお団子ヘアが合体しているとご連絡あり。。
弁天さんと私のコラボ完成。。(笑)

まだまだ続く…

 

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彫金彩絵箱「龍」

日々、おなじみのコースウォーキングしております!
Ebaumi
天満川~瀬戸内海から眺める弥山!清々しい景色です。感動。。

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 こちらは龍光院本堂から眺める瀬戸内海。「あのマンションがなかったら、もっといい景色なのに・・・}っていうのは野暮ですよね。。
似島、江田島、そして、わがふるさと吉島もくっきり!


今日は寒波で冷え込みましたが、江波はいいお天気。弥山がすっきりはっきり見えました!
伝承によると、唐から帰られた空海さん(弘法大師)が宮島に立ち寄られた際、山の形が須弥山に似ているところから、「弥山」と名付けられたといわれております。
江波のアトリエからも、弥山を眺めることがちょっとした自慢です。。(笑)

コロナ前、ちょうど京都で「須弥山思想」について勉強していたこともあり、須弥山にとても興味を持っています。
この宇宙を、仏教的に言うと、「三千大千世界」といわれます。


こちらの彫金彩絵箱は、須弥山の山の麓、海に浮かぶ4つの島「四大洲」と太陽と月を描きました。

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四大洲の南側の島、閻浮提洲(えんぶだいしゅう)に、人間が住んでいるといわれます。

月と太陽は四大洲の上空を通過するそうです。

須弥山の下の方に、二頭の龍が巻き付いているということなので、蓋に龍を描きました。
龍の持物は、彫金で制作した宝珠です。
蓋の四隅にも、彫金金具を施しました。

 

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作品展&不動院コンサートのチラシが出来ました!

12月19日、20日開催いたします作品展のチラシが到着しました!
チラシの制作は、コンサート担当、田坂蘭子さん。色使いが可愛らしく、気に入っております!

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不動院コンサートの会場は、両日ともに、金堂となるそうです。暖房設備がありませんので、防寒対策を充分してきてくださいね。
国宝建築を間近で見ることが出来る良い機会ですね!
チケットのご予約は、私のアドレスへ、ご氏名、日時、枚数をご連絡ください。 勝山英恵   hanahulot@yahoo.co.jp

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奇遇にも、田坂蘭子さんは、私の地元でコーラスの講師をされていて、さっそく、生徒さんから応援のお電話を頂きました!
今回、地元の方々にも見に来ていただける良い機会。気合が入っています。

地元の薬局さんは、このチラシをコピーして貼ってくださるそうです。
地元愛を感じます。。ありがたいですねぇー。

【ワークショップについて】

毛利明子さんの七宝ワークショップは19日のみ。

仏画教室の塗り絵は両日開催です。詳しい内容は、下の画像をご参照ください。
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江波山が紅葉して美しいです。
山と虫が苦手な私は、木がうっそうと生い茂る季節は、カチコチに緊張。猛スピードでウォーキングしておりますが。。汗
今の季節は、ゆっくりペース、リラックスしてウォーキングしております。散歩してて、一番楽しい季節です!(笑)
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八吉祥

仏画がひと段落しました。ジュエリーのオーダーメイド制作を進めつ つ、作品展の展示品を制作中です。

先日完成した、彫金彩絵箱「波濤を越えて」に続いて、もう一つ小さな作品が完成しました。

彫金彩絵箱「八吉祥」
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以前、ネパールを訪れた際、街角の本屋さんで見つけた『THE ENCYCLOPEDIA of Tibet Symbol & Motifs』を、久しぶりに眺めていたら、おめでたい文様「八吉祥」のモチーフに目が留まりました。
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ネパールに到着してすぐだったか、帰国する時だったか…忘れてしまいましたが…汗
現地の方に、八吉祥がプリントされたキラキラした薄地のストールを首に巻いてもらった記憶があります。

名前は、「カタ」というそうです。相手を敬う証だったような気がします。


八吉祥には、宝傘、二尾の金魚、宝瓶、蓮、右巻き白ホラ貝、勝幡、法輪、エンドレスノット(吉祥組紐)です。
一つ一つに意味がございます。


私が勉強している日本の仏画のタッチとは違いますが、これらのモチーフは、日本の仏画の中にも登場します。
金魚!初めて描きました。
「マカラ」という怪魚は、たまに描くことがありますが、金魚だけは描いたことがありませんでした!

なんだかんだ、ネパールの旅を思い出しつつ、楽しく描きました!(忘れっぽいので、思い出せない事の方が多いのですが…)

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 蓋の四隅には、真鍮製の金具を付けております。


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弁天さん完成!

コロナの影響で仕事がストップし、京都での仏画の勉強をしばらくお休みすることを決意して半年が経ちました。
京都に行けない間、私自身に課したこと、

「戻る時には、以前の自分より上達していること。」
そんな思いを秘めて、描き続けております。

コロナで、家に閉じこもる日々が続く三月。まずは、梵天、帝釈天の下絵作りから始まりました。
絹本に写して彩色。描き終えたら、裏打ちして完成。
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五角形の絵に会う額縁は、ご縁あって知り合った木工職人さんにお願いしました。

催事を終えた7月、弁才天立像を描き始めました。
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昨日、完成しました。
八本の手に武器を持ち、一点を見つめる視線。
この武器は、決して人を痛めつけるものではなく、自分の中にある強い意志の表れのように感じます。
この弁天さんの持物を眺めていると、授業で習った「僧那僧涅(そうなそうね)」という仏教の言葉を思い出しました。
甲冑で身を荘厳する。心に鎧をまとう。というような意味合いでしょうか。


最後に描いた波濤は、以前、浜田港に立ち寄った際、強風にあおられながら観察した荒波を思い出して、フリーハンドで一気に描きました。
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この岩と波をイメージしました。高く上がった波しぶきがかっこよいです!


作品展のテーマを海と決めてから、いろいろな海を眺めました。
一番多く眺めたのは、やっぱり広島から眺める瀬戸内海!その中でも、五日市の海辺にかかる橋から眺める海が、今お気に入りです。
玄界灘、関門海峡、大島、浜田、稲田の浜…
それぞれの海に、それぞれの波模様があって、眺めているとワクワクします。


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10月の不動院仏画教室

10月ですが、夏再来!と言いたいくらい暑い日でした。
不動院教室の皆さんも、県外の方以外、元気よくご参加くださいました!

こちらも、クレド教室同様、和やかで楽しい空気が流れており、笑顔が多い教室です。いつも感謝しております!



不動院教室は、皆さんが、それぞれ異なる課題に挑戦されているので、
私自身の頭が混乱しないように気を付けております。。(笑)
ということで、私は、終始、書院の中を右往左往。。
あっち行っては、うんげん彩色をレクチャーして、こっちに戻れば、刷毛塗りを手伝ったり、声援(?)送ったり…
隣の部屋に行っては裏打ち作業を手伝って…
文科系の教室とは思えないほど、汗かいて動きまくっております。といっても、落ち着きがないのは、私一人ですが…(;'∀')


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俱利伽羅龍剣を描かれております。

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こちらは、『仏説阿弥陀経』の紺紙金泥経を写経し終えて、見返しなどの挿絵を描かれております。

Img_2302こちらでは、鳳凰のうんげん彩色をされています。もう一息です!!

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こちらでは、墨書きされた風天さんと毘沙門天さんを、裏打ちされました。
はじめての裏打ち作業での、なかなかのビッグサイズですが、キレイに裏打ちされました!

行きつかぬ間に、不動院教室が終わりました…皆様、お疲れさまでした。
今年も、残すところ2回となりました。
年々、一年が早く感じます。ぼっといてたら、年末です。。時間って、無駄には出来ません!

 

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作品展&レクチャーコンサート

台風が過ぎて、少し秋らしくなりました。
夏場は思考が停止状態になり、資料が全く頭に入ってきませんでしたが、ようやく脳みそが動き始め、年末に向けて、準備を開始しております!

12月19日20日は、不動院書院にて、作品展を開催させて頂きます。
その際、ソプラノ歌手、田坂蘭子さんとのコラボ企画で、レクチャーコンサートを数ステージ開催いたします。
私の描いている弁天さんたちに囲まれて、弁天さんをイメージしたコスチュームジュエリーを身にまとって歌っていただきます。

レクチャーコンサートとは…
レクチャーとは講義、講演、説明という意味である。 つまり「レクチャーコンサート」とは「講義や解説を 伴ったコンサート」と訳せる。
と、ネット上に書いてありました。

歌の合間に、歌の解説や、仏画やジュエリーの解説、2人トークなどなど組み込んだコンサートです。
人前でお話しするのが苦手なので、私にとっては1つのチャレンジになります。
 
先日、アトリエにて蘭子さんと打ち合わせ。
制作途中のジュエリーのフィッティングもお願いしたり。。

Photo_20200913082701 こちらは、イヤーフック(イヤリング)の金具です。

Photo_20200913082704 つけると、こんな感じ。
ご意見子感想を聞いて、いろいろイメージが湧いてきたので、もっと肉付けしたいと思います!

いつもお世話になっている七宝作家、もうりめいこさんとのコラボ作品も進行中です。
今まで作ったことのないアイテムを作りますので、こちらもお楽しみに!

ジャンルは違いますが、個人で創作活動する中、日々感じる喜びや苦労などなど…どこか共通するものがあります。
お話ししていると、心が癒され、元気をもらえました!
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アトリエの玄関のラッキーアイテム、アガベベネズエラのカキコ2株と、ウチワサボテン墨烏帽子の子株が、
蘭子さんのアトリエにお嫁入しました!大切に育てている植物を、喜んでもらえて嬉しいです!!

蘭子さんもコロナの影響を受け、公演が出来ない日々を送られていたのですが、最近、徐々に復活の気配があるそうです。
開催するにあたって、いろいろな制約はあるようですが、活動が再開できるようになって安心されたことと思います!

近日中に出演されるコンサートをご紹介します。

2020年9月27日 アステールプラザ大ホール
「モーツァルト・ガラ・コンサート」 

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2020年10月10日 和光ダイヤモンドビル2階アンバー

「うもんな」

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2020年10月17日 府中市文化センター

はじめてのオペラシリーズ「ちいさな音楽会」

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開敷蓮華の透かしペンダント

ある日の晩、仕事の後片付けをしていたら、ご近所さんから、ドンっとお魚が届きました!
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やず5匹!!
毎度のことながら、キラキラのボディーにキラキラおめめ。
夜中、特訓のごとく、ひたすら捌いて、アトリエが、丑三つ時のスプラッター屋敷と化しました!!!
気づけば、以前よりもキレイに三枚おろしが出来るようになっていました。何かを学ぶ時は、特訓が必要です!
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昨年から、何度かお魚を頂いていますが、頂いた翌日は、不思議とお仕事の依頼や面白いのお誘いが入るというジンクスがあるんです!ほんとです。
お元気な方なので、良いエネルギーをお持ちなのでしょう。お魚経由で、私のエネルギーも良い循環をしているような気がします(^^)
心より感謝です!


大輪の蓮の花をモチーフにした透かしのペンダントです。

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左は、ペアシェイプカットのアメジストを花弁に見立てたタイプ。
右は、満月をムーンストーンで表現したタイプ。
どちらも、大きさ30ミリ(縦)大きすぎず、小さすぎず、ちょっぴり存在感ありなペンダントです。
透かし模様なので、見た感じより、だいぶ軽いです♪

満開の蓮は、開敷蓮華(かいふれんげ)と呼ばれます。
仏教では、修行の段階を蓮の花の開き具合にたとえられることがあります。
つぼみは、これから修行が始まります。悟れる可能性が花の中に隠されているのです。
ちょっぴり開いた蓮の花は、未開敷蓮華。悟りの一歩手前。こちらも悟れる可能性を内在しています。
そして、満開の蓮は悟りの象徴。仏様の姿とも言えますね!

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